
♪ 台風が避けて通ればハリケーンのごとき嵐の待ち構えおり
公明党がとうとう自民党に三下り半を突き付けた。我慢にガマンを重ねて、なんとか合わせてきたがもう限界。26年間の同棲生活にも別れの時が来た。「定年離婚」みたいな感じがしないでもない。
まあ、美味しいところに引っ付いて「パラサイト」、「後からついて行く下駄の雪」などと揶揄されていた身だ。これ以上へばりついていても良いことは無いと、身を切る決断をしたのは当然でしょう。
池田大作名誉会長が2023年11月15日に95歳で死去した後、大黒柱を失って求心力が低下している創価学会。社会情勢も、SNSの普及や宗教離れが進む中で信者数は減少しつづけ、公明党党員の数も減っている。
去年の3月。むくつけき男が5人ほど突然訪れて「この辺に創価学会の信者はいませんか?」と、いきなり言ってきた。リーダー格の男は声が大きい。宗派は何か、何を信心しているかなど、矢継ぎ早に訊いてくる。
どうやら日蓮宗の信者で、池田大作が死んでから弱体化している創価学会の信者たちを “救済という名目” で、自分の宗派に引き込もうとしているようだった。
創価学会にまつわることは、この日「2024年3月14日のブログ」に書いたので、これ以上は書かない。
公明党の連立打ち切りが発表され、近々の首相指名選挙で高市早苗氏が選出されるかどうか、微妙な情勢となった。野党がまとまればの話だが・・。
また、自民党のブレーキ役を果たしてきたのもがなくなれば、高市氏の保守色は強まるのは確実。超少数1党内閣と、多党化した国会はますます混迷を深めていくことになる。
☆
高市早苗氏の総裁選勝利のサプライズから1週間足らずで、再び予想外のシナリオを描き出した日本の政治情勢。海外勢も慌てているようだ。海外投資家の間では日本株・国債・日本円の「トリプル安」を懸念する声があがっているらしい。
また9日、中国商務省が一部のレアアース(希土類)や関連技術などの輸出規制を発表。それに不快感を示したトランプが、中国からの輸入品への「大幅な関税引き上げ」を検討していると自身のSNSに投稿。既存の税率に100%の追加関税を上乗せすると。
中国の対応をにらみながら、11月1日かそれよりも早く実施する考えを示している。
|
今年の台風は日本にやさしい。というか、近寄らないようにして日本を避けているように見える。
22号も次の23号も、北上してから90度方向を変えて、南海上を日本列島にかすりもせずに通り過ぎていく。混迷の様子をおもんぱかって、そっとしておいて上げようと・・・。
もしこれが二つ続けて、首都圏上陸なんてことになったら大変だった。そうでなくとも大雨や突風などで、あちこちで被害が出ている日本列島だ。
災害級の政治混迷だけは避けてもらいたい。というか、もう混迷に突入しているわけで、それを沈めるものが無いとなればどうなっていくのか。如何ともしがたい。
トランプという台風、いやハリケーンがまもなくやって来る。今月中に選出される予定の新総理と、どんな話し合いがもたれるのか。議事堂の屋根が吹っ飛ぶなんてことはないだろうが、床上浸水はあるかも知れない。
|
|
|