
♪ 靉、瞹と根を張り巡らせるAIの地下帝国に愛やあるべし
楽天が日本語特化型「国産AI」を開発。HPのパソコンにプレインストールすると発表。デスクトップ版「Rakuten AI」。
日本語に最適化されたLLM(大規模言語モデル)を実装し、オフライン(オンデバイス)処理用のモデルも利用可能。文章の「要約」「ライティング」「翻訳」といった汎用性の高いエージェントに加えて、ユーザーの意図をくみ取って意思決定を支援する専門エージェントも実装されているという。
質の高い日本語の言語データと的確なフィルタリングを組み合わせることで、極めて効率的に日本語を学習できるという。
また、日本語に最適化されたMixture of Expart(MoE)=「多数の小さなモデル(エキスパート)が集まった巨大なモデルを訓練し、そのモデルを実行するときは、一部の小さなモデルで構成された特定のサブセットだけを呼び出すという仕組み」をいち早く採用している。
汎用人工知能(AGI)の未来に備える

事前学習済みのチェックポイントに大きく依存しない設計なので、独自の基盤モデルをゼロから構築することができるという。
クラウド、エッジ、さらにはデバイス上のエージェントやモデルの中から、状況に応じて最適なものを選定して活用する。これによって、ユーザーはオフライン環境下でも途切れることなく「Rakuten AI」を使用できる。クラウドへの依存度を最小限に抑えることで、パフォーマンスの向上と実質的なコスト削減を実現したとか。
また、楽天の機械学習およびディープラーニングエンジニアリング部門の大きな強みの一つは、国内外で70以上の多様なサービスを展開する楽天エコシステム(経済圏)。これにより、機械学習の様々な分野において効果的な横の連携が可能になるという。他の多くの企業や大学にはないメリット。
研究開発、改良、維持・・とにかく莫大な金が掛かるらしい。楽天の資金規模ははるかに低く、後追いでどこまで行けるかは未知数のようだ。
ソフトバンクは、通信業界における現場の知識と実運用のノウハウをAIに継承させることを目指し、「Large Telecom Model」を開発。一般的なLLMを基盤としつつ、ソフトバンクが保有する膨大かつ高度な運用データ、ドメイン知識、標準化文書、シミュレーション結果などを加えて追加学習を施した、通信業界向けに最適化された生成AIモデルとなっている。
ソフトバンクはChat GTPにも莫大な投資をしている。
◆LLMとは、「大規模言語モデル(Large Language Model)」の略で、大量のテキストデータを学習したAI。文章の生成、翻訳、要約など、自然言語を処理することに特化しており、生成AIの一種に分類される。
デスクトップ版「Rakuten AI」は、2026年春から夏にかけて、順次販売される予定。
モバイルに進出し、国内外で10分野70以上の多様なサービスを展開している楽天。ついに生成AIの分野へも事業を拡げている。ブログなんて小さな世界なのかもしれないが、世話になっているよしみで応援したい。
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