
♪ 動くほどに道は広がり枝分かれ足腰鍛えてそろり歩まん
「FPC(フード・ポリシー・カウンシル)」を立ち上げている常滑市議会議員・井上恭子さんの「京きょう屋」で、「食の安全を守る人々」DVDを鑑賞し意見交換するささやかな会に参加してきた。
給食を自然栽培した無農薬のものにする取組をしていて、学校で食べている「パン」が如何に危険なものを含んでいるかを広く親しめるための活動の一環でもある。
アメリカから輸入されている小麦に除草剤「ラウンドアップ(有効成分名はグリホサート)」が使われていて、その残留農薬が小麦を汚染している。その実態を元農林水産大臣・山田正彦氏が、日本・アメリカ・韓国・ヨーロッパを取材してまとめたもの。
アメリカでは人的被害が問題となり幾つもの裁判が起こされ、その毒性が明らかとなって、今では使用禁止になっている。それなのに日本では、残留農薬の基準を引き上げることまでして、ホームセンターなどで堂々と販売されている。
しかし、本当のところはよく分からないのが実情だろう。Wikipediaで調べてみると、
「2017年、カナダ保健省はグリホサート再評価レビューにて、グリホサートには発がん性や人間に対するリスクはないと、前回同様に評価し発表したが、その後、8件の異議申し立てを受理した。それに対して、2019年にカナダ保健省は、提起されたグリホサートに対する懸念点は、2017年に実施した「グリホサート再評価に対する、科学的決定を覆す根拠を見つけることはできなかった」と発表している。
2020年1月、アメリカ合衆国環境保護庁は、15年後の農薬登録の再評価があり、そのレビューにおいてグリホサートは、前回評価と同じくヒトの健康に対する懸念すべきリスクは無いと評価された。また同様に、引き続き人間の発がん性物質である可能性が低いと評価した。」
発がんの可能性
「アメリカ合衆国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、欧州連合では、それぞれ「ヒトの発がんリスクの可能性は低い」「ヒトにおけるグリホサート曝露及び発癌との関連に確証的な証拠はない」「グリホサートはヒトに発癌リスクをもたらさない」と結論した。」
各国・地域の取り扱い方、対応もまちまちで、
*デンマーク - 2003年9月15日、デンマーク政府はグリホサートの散布を禁止。
*スリランカ - 2014年5月12日、スリランカ政府はラウンドアップの販売を禁止。
*ベトナム - 農業農村開発省植物保護局は、グリホサート系農薬の新規輸入契約を2021年までとすると通達。
オ*ーストリア - 2019年7月2日、国民議会が全面使用禁止を賛成多数で決議し2020年1月1日に発効。
グリホサートは2020年代半ば現在でも世界約150か国で使用が認められており、主要な規制機関は適正な使用条件下での安全性を認めている。
しかし、これとて諸外国の事情が微妙に違うこともあって、一概に成否を判断できない。
疑わしきものは安易に受け入れず、しっかりと精査するなり遠ざけるなりするべきだと思う。
参加者に初期の食道がんを自力で消滅させた人がいて、その体験談が興味深かった。低体温だったのを改善し、水をすべて本当の天然水に替えるなどしたらしい。子どものころからやっているボーイスカウトを今でも団長として続けていて、そこで培われたことが大いに役立っているとのこと。
いろいろ問題意識を持った人の集まりだけに、飲み食いしながらの話も面白かった。料理は盛りだくさんなリーダーの手作り料理が並び、相変わらずの多才ぶりには感心させられた。
そしてこんな人も。井上恭子さんの後輩で社会言語学者の馬場景子さん。いろんな顔を持っている方で、その話題はあっちへこっちへと自由自在に飛び回る感じ。
名古屋からの来ていたのを幸いに帰りは便乗させてもらった。家の近くでいいと言うも玄関横づけ。勿体ないほどの配慮をしてくれる。人好きで、興味が湧くととことんお付き合いしていくタイプなのかも。
またいつかお会いできる日を楽しみにと、車を降りた。持参の酒300ml2本を飲んで、良い心持ちの夜だった。
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