
♪ 老い先も長生きさえも考えず庭木のことを考えている
アランは最近、ほぼ毎晩私のベッドで寝る。
昨夜は新月 無月の夜だ。 春ともなれば体がうずくのか、未明に外へ出て行くことが多くなった。それで、今朝は4時過ぎに戻って来たらしい。少し前に新聞配達のバイクが通ったので間違いない。
うつらうつらし、ようやく寝付くかというところで、今度は布団の中に入りたいという素振り。足の先の方まで潜り込んでいった。
ふと気づいて時計を見ると、6時45分を指していた。しばらベッドの「宮」にもたれてボーっとしていた。7時になって起床するも、アランはまだ潜ったきりで、起きる気配もない。
ネコが足元で寝ているので、寝返りをするとき足を大きく動かす必要がある。軽くてうすい掛布団はどうしてもズレてしまう。
足の裏をコチョコチョ、くすぐってやりたくなる。
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実生で育てている花水木はどうやら白花のようだ。赤花も蒔いたがうまく育たなかった。
種を蒔いてから3年目で、たぶん白花。花水木は別名「アメリカヤマボウシ」というくらいなので、やはり白の方が強いのだろう。
若葉を見ただけで分かるものかと思っていたが、いま巷に咲いているのを見ると赤花と白花では葉っぱの色が違うことに気が付いた。
種を採るとき、この場所に咲いていたのが赤だったか白だったか分からなかった。
蒔いた種も、どっちが白でどっちが赤か分からなくなっていた。
赤花の葉っぱの方には、白花の葉には無い色がうっすらと付いている。
そしてこれは夏椿。姫沙羅がダメになったらこれに切り替えようかと思い、これも同じ時期に実生で育てたもの。
夏椿(ナツツバキ)は、古くから「シャラノキ」と称して寺院などに植えられてきもので、正式には、シャラノキはナツツバキではないのですが、日本では沙羅双樹(さらそうじゅ)が育たなく、ナツツバキのことを、沙羅の木(シャラノキ/サラノキ)として扱われきたという。ややこしいこと。
息子の家の庭に植えてもいが、どちらも白い花だけに気に入ってもらえるかどうか。
こちらは姫沙羅の木。シャラノキ(ナツツバキ)よりも小さな花が咲くことから付けられた名前とか。ややこしい×2だね。
移植を嫌う夏の暑さにも弱いという木を、隣家が解体され新しく造成地となった時に移植をせざるを得なかった。それで弱って樹形も乱れてしまい、暮に脇芽を活かして思い切って切り詰めた。
それが上手くいきそうなので喜んでいる。真っすぐに育ち、剪定の必要のない木で、つるつるした幹が美しいとして、雑木林風の庭園に植えられる。
老い先短いこの老人が居なくなれば、更地となって売りに出される運命が待ち構えている。それなのに庭木の事が気になっている。
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