4498063 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2026.07.01
XML
テーマ:短歌(1756)
カテゴリ:カテゴリ未分類

♪ 唯我なる絶対固有の自己愛の蝸牛こそ吾のあこがれ




 美輪明宏さんが20日、老衰のため91歳で亡くなった。TVでも放映していたので皆さんご存知の事と思います。

 その悲報を受け朝日新聞が哀悼の意を込めて、担当されていた人生相談コーナー「悩みのるつぼ」の20代の女性の相談への回答を「天声人語」でを紹介していた。
 天声人語は語数に限りがある。それを逆手に取るごとく、とても上手にまとめてあった。



 美輪明宏の原点がここにある。この文章に感動しない人はいないでしょう。シスターボーイとして名を上げると同時期に同性愛者だということを公表し、日本の国民の半分を敵に回した。それでいながら八面六臂の活躍。何がどうだとか、簡単に説明できるものではないでしょう。

 2012年から読者の悩みに回答えてきた三輪さん。「家族とは、人生とは、恋愛とは、仕事とは――。」の回答のうち、反響の大きかった記事から「12通」を選んで紹介している。1つだけ引用します。


「悩みのるつぼ」相談者(40代女性)
 30歳での結婚直後、夫が難病で車いす生活になり、暮らしが激変しました。10年以上経ち、夫は負担の少ない時給の仕事に転職。私は大黒柱になるべく大手に移り、将来の改装に備えて郊外に中古マンションを買いました。
 一般的な30代の楽しみはほとんど経験しませんでした。
 夫は早くローンを終えたいようで、余裕資金はすべて返済に。良案なのでしょうが、昇給してもインフレと返済でカツカツの日々です。
 夫の体調悪化とともに私の役割も介助から介護になりつつあります。少しの外出でも入念な準備が必要で、混雑した場所や店に行くときは一番人が少ない朝に行きます。

 時々、「なぜ自分だけがこんな生活なのか。稼いだお金で楽しく過ごし、素敵な家具を買いたい。感謝されたい。計画なくフラッと外出し、寝たいだけ寝て、普通に外食がしたい」という思いで頭の中がいっぱいになります。
 当然憎むべきは病気で、夫ではありません。不倫のような話とは違い、友人もこんな話を面白がるはずもなく、愚痴も言えません。私は一体どうすれば現在の日々を前向きに送れるでしょうか?



「回答者」歌手・俳優、美輪明宏さん
 最初に申し上げたいことがあります。美輪明宏は今回の相談者、あなたのことを大変尊敬しています。私ごときにそう言われた程度では大した励ましにならないでしょうが、それだけはお伝えしたいので、まずはこの言葉をお贈りします。
 家賃を払い続けているだけでも立派なのに、ご自分名義のマンションを買うというのは大変なことです。さらにはご自分の仕事にも夫の介助にも日々向き合っていらっしゃる。
 たとえストレートに表現せずとも、ご主人は毎日泣きたいほどあなたに感謝しているでしょう。私も何度も病を経験したので、支えてくださる方の存在がどれだけありがたいか、身をもって知っています。
 仕事でも頑張っているから、マンションも購入できたのですよね。慈愛に満ちたあなただからこそ、仕事でも優秀で、職場で求められ続けるのです。
 私はこの年齢まで生きてきましたから、たくさんの人間をみてきました。その中には、あなたのような境遇になって伴侶と離婚した、または親からそう言われて離婚させられたという人もいました。あなたの相談の文面からは、悩みを抱えつつも、そんな雰囲気はみじんも感じないのです。私には分かります。あなたは、愛がなんたるかを知っている人だということが。

 人間は、この世で魂を磨く修行をするために生まれてきます。なぜイエス様は立派なのでしょうか。迫害されても負けず、自身の魂を磨いてきたからです。人は苦労も快楽も経験しながら、それら全てから「卒業」していく定めです。あなたは今、まさに魂の修行のさなかにいます。
 寝たいだけ寝て、外食したいときに外食する。自分で稼いだお金で好きな家具を買う。健康な配偶者を持つ人だって、そんな身分の人はそうそういるわけではないと思います。
 一方で、私はこうも考えます。夫のためにローンを組んで家を購入できる人のほうが、もっとずっと少ないだろうと。あなたは、それが出来たほんの一握りの人なのです。しかも、まだ40代で、自分の努力のみをもってして。
 とはいえ、インターネットなど何らかの手で同様の苦しみを共有できるコミュニティーを探すこともいいかもしれませんね。現在はヤングケアラー問題なども話題になっていますから。
 とにかくご自分の人生を卑下せず、誇りに思ってください。繰り返しになりますが私はあなたを心から尊敬し、応援しています。

 この他の質問・回答は、有料会員でないと読むことが出来なかった。

 果たしてこの相談者は、この回答に納得したでしょうか。質問者の心に寄り添い、自己の体験をもとに語る内容は重い。でも私には、思いのほか一般論的な部分が多い回答のような気がした。質問者に対する答えというより読者全体に向かってのもののように思えた。
 いわゆる「刺さってこない」感じなのです。全国紙であり、批判を避けるような姿勢が編集者にあって、調整していった結果がこういうものになったのじゃないか・・。1対1だったらもっとちがった回答になったような気がします。新聞の限界、宿命というものでしょうか。

 世間で言われている面と別の面を持っていることに驚くことがある。しかし、それは当たり前のこと。その狭間で葛藤する知名人も多いでしょう。世間の常識と戦ってきた人であるだけに、言いたいことは山ほどある。それを抑えて、思いをいかに伝えるかはとても難しいことでしょう。

 美輪明宏と三島由紀夫は、10歳の年齢差を超えて親密に交流した戦後日本を代表する文通者・芸術家同士。16歳で出会って以来、三島は美輪の圧倒的な美貌と才能を絶賛し、美輪主演の舞台『黒蜥蜴』などを通じて深い芸術的な絆で結ばれていた。

 美輪が16歳の時に出会った三島は、当時すでに著名な作家だあった。誰もが三島を前にへりくだる中、美輪がふてぶてしい態度をとったことがかえって三島の興味を引き、生涯にわたる親交が始まったという。
 三島は美輪を、「君には95%の長所があるが、あと5%の最悪なところがそれを吹き飛ばす」と。暗に俺に惚れないことを揶揄し、冗談めかして口説いたという有名な逸話があるらしい。


 三島がホモだったことは彼の半自伝的小説『仮面の告白』や同性愛を真正面から描いた『禁色』などの文学作品、また生前の交友関係や研究者による分析から広く認められている事実。彼は結婚して子供をもうけており、バイセクシャルでもあった。

 「芸術は、アブノーマルなところに生れる。」そう、アブノーマルな非現実的な何かを超越した世界に生れることも多い。孤立が芸術を生むとも言える。
「芸術家はすべて、アブノーマルな存在である。」
 普通の価値観で、市民と同じ生活をしていて、芸術が生まれるはずがない。

 芸術だなんだとほざいている以前に、生まれるべくして生まれてくる。それが芸術の本質であり、宿命なのだ。それが分かっていないで芸術家を気取る人の多いこと。

「個性的な作品を作りたいと思う作者は個性の弱い人です」と山田洋次監督は言う。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.07.01 07:52:36
コメント(0) | コメントを書く


PR

×

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

バックナンバー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ 知っていて損はない話 健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ 自然界 地球 異常気象など

フリーページ

コメント新着


© Rakuten Group, Inc.
X