
♪ 「またなにか?」「そうよそうなの掻痒なの」
「ヒスタミンさんはやく帰って」
きのう、二日続けて皮膚科に行くことになり、どうにか現状を維持していけば治っていくということだった。
昼食の蕎麦を食べたらにわかにあちこちが痒くなって来た。うん? 蕎麦アレルギー?
以前、ある日とつぜんに蕎麦アレルギーの症状が出て、その後は蕎麦を控えているということが有った。それが知らぬ間に症状が出なくなり、また普通に食べられるようになっていた。
今回、虫刺されによる痒みの症状が引き金となって、蕎麦アレルギーを誘引したのかもしれない。発疹が出るわけでもなく、腕、腹、尻、腿、背中、首回りと、全身のあちらこちらが、強くはないが痒い。
夜になって痒みが酷くなり、風呂に入るのは止めてシャワーで済ませたが、痒みは一向に引かない。床に付いても痒いので眠ることが出来ない。かゆみ止めの内服薬を貰っておけばよかったと。後の祭りだが、真夜中ではどうしようもない。
搔きむしるほどではないが、こらえることは出来ず、どうしたって手がそこへいく。さすったり撫でたり、抓ってみたり。特に首回り、耳の下あたりが酷い。左手の甲のまわりから腕にかけても痒く、右手もミラー現象のように同じ様に痒くなってくる。
掻いて治るものでもない。なるべく掻かないようにして、眠るための呼吸法に意識を集中させる。しかしなかなか眠れず、このまま朝までこんな状態が続くのか・・。新聞配達のバイクが大きな音で走っていく。ああ、3時半から4時ごろだなあ・・・
そのうち痒みの度合いが薄れてきたのか、知らないうちに眠ったようだ。目覚めたら8時を回っていた。痒みはほとんどなくなり、手の甲はまだ腫れて入るものの、痒みはそれほど感じない。
絨毯が片付けられておりリビングのフロアが、広々と輝いていた。
予想天気が外れたのか、朝から薄日が差している。予定通りに、明日から3日間の梅干し天日干しが出来るだろう。
夜じゅうごそごそ動いている横で、一緒に寝ていたアランは、さぞかし鬱陶しかっただろう。
結節性痒疹でなければ、もうまもなく腫れもひいてくるだろう。しばらく経過観察していくことに・・。
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