□ いろんな顔を持つ花 ポーチュラカ
♪ ポーチュラカ ロシア民謡思わせて冬が苦手なエディブルの花 カンカン照りの場所に最適な花と言ったら、ポーチュラカが一番かもしれない。とにかく熱いところが好きで乾燥気味な方がいいというから、今人気の多肉植物みたいだ。そういえば松葉ボタンも同じ仲間で、スベリヒユの一族なんだね。 夏は地獄のわが狭庭にぴったりの花なので、街路樹の下に伸び放題になってるのをちょいと摘まんで挿し木にしておいた。夏の暑さが好きということは、冬は無理っていうのがこの世の習い、掟なのだ。なのでほとんどが一年草扱いになっている。しかし、室内に取り込めば冬越し出来るかもしれないと知って、挿し木の鉢をそのまま二階のPC部屋に持ち込んだ。遅い時期に挿し木にしたのでどんなもんかと思っていたが、なんとか生きている。 これ花、別名を花スベリヒユというのように花も茎も食べられるらしい。スベリヒユは食用になるのだから同じ仲間となれば納得がいく。生でも加熱しても食用可能で、オメガ3脂肪酸が多く含まれているらしい。スベリヒユはパースレイン、プルピエと言う名前で、世界中で食用にされている植物で、日本ではほとんどの人が雑草と思っている。おいしい食べ方が色々ある定番の野菜なんだね。スベリヒユ100gあたり、カリウム 495mg、鉄分 2mg、ビタミンA 1,320 IU、ビタミンC 21 mgを含んでいるとか。 お浸しや、スープにすると独特のぬめりがある。少し酸味もあるようだ。アレンジで、おひたしを辛子マヨネーズ和えるのもいいらしい。スベリヒユ 山形ではスーパーでスベリヒユが「ひょう(干したもの)」と言う名前で野菜として売られているそうです。これは「立ちスベリヒユ」という品種で直立性があるものらしい。 「にゃごにゃごの野菜料理」の報告。「ポーチュラカとスベリヒユの食べ比べ」茹でて味付けなしでの感想。 ◆スベリヒユ 噛んだ瞬間、「酸っぱい!」 その後も酸味が続く 野草の緑の濃い味 葉にぬめりがあり、茎よりも葉のほうが緑の味が濃い 茎の皮が口の中に残る ◆ポーチュラカ ぬめりを感じる 噛めば噛むほどぬめりがでてくる 酸味はないが、かみ続けていると、ほんのわずかな酸味を感じる 味が薄い 味付けなしですと、スベリヒユは酸味ばかり感じ、ポーチュラカは味がぼやけている、というのが感想です。醤油を少しだけつけて食べると、スベリヒユの酸味は抑えられ、ポーチュラカは美味しい、という感想。 結論は、ポーチュラカ(白花)のほうがとても食べやすく、美味しい。日常的に食べていて、生でサラダやマリネ、加熱して汁物や炒め物にも使え、葉物野菜が少ないといわれる夏場に重宝しています。 挿し木したものが無事、冬越し出来るかどうかわからないが、だめなら苗を買って来るまで。スベリヒユ こんな風に土盛りして植えるのが理想らしい。そんなスペースはないからねぇ。隅の方にちょろっと植えるだけだから・・・