☆ オーディオのアナログブームは本物のようだ。
♪ 雨に打たれうな垂れている萩の花やがてむっくり立ち上がるべし オーディオのアナログブームは本物のようだ。3月にDENONのカートリッジ DL-103の新品を買ったので、今まで使っていた針をメルカリに出品したらその日のうちに売れてしまった。 幾らの値を付けようか迷った。出品の状況を調べると中古品の価格はマチマチ。針が折れたジャンク品でも4,000円前後、20,000円以上でSOLDになっていたりする。間を取って12,000円の値を付けた。ほんの一部 ケースに収めて取説も付けてあるので、プレーヤーを買ってMCカートリッジが欲しいと思っている人にとっては「DENON DL-103」は垂涎の一品だ。そりゃあ1万円台で手に入るとなれば御の字というもの。新品だと希望小売価格53,900円(税込)で、amazonでも43,614円( 税込)もする。 もっと高くしても良かったかもしれないが、オーディオ・ファンが増えてLPレコードを聴く人が増えるのは喜ばしいことなので、社会に還元するという意味でもこれでよかったと思う。ケースも針カバーも新品なので、いかにも美品の中古品だ。 1970年発売当時でも16,000円もしたもので、今でも名品として人気を保っている。DENONミュージアム・モデルヒストリーにはこのように書いてある。 DL-103はFMステレオ放送用としてNHKとの共同開発により1964年に完成したムービングコイル形ステレオカートリッジです。NHK-FM放送をはじめ民放各局、アナログレコード製作現場のプロ用標準器として活躍し、一般市販以降、シリーズモデル(レギュラー7機種、限定発売7機種の計14モデル)が企画、発売されてまいりました。DL-103のオリジナルモデルは、長年にわたるご愛顧をいただき、今もなお現役カートリッジとしてMCカートリッジの分野でベストセラーを続けさせていただいております。DL-103は、DENONの原器とも言えるカートリッジです。 そして今はもう製造されていないとなればなお更価値は上がる一方だ。☆ 単なるノスタルジックなブームに終わることなく、末永く続いていってほしい。雨に打たれてうな垂れている宮城野萩。 ポストコロナにあっては、良いと思う自分の感性を個性として大事にする社会になってほしいと思う。周りを見渡すのではなく、「自分の主人は私だ」という当たり前のことが通用する社会。 個性を隠して生きるなんて本来の姿ではないし、自分を尊重、自愛できないようでは他人を愛せるはずもない。