▲▼カナダで山火事。2023年以降、規模の大きな山火事が頻発している。
♪ 冷飲にますます口の渇きゆき製氷皿にご飯を盛って カナダで、全土を覆う過去最悪規模の山火事。現在、カナダ全土で発生している山火事は約835件に上り、このうち112件は当局の消火能力を超えた「制御不能」の状態となっているという。 マニトバ州やオンタリオ州など中部地域を中心とした異常高温の影響で、制御できないほどの勢いで拡大した。すでに約190万ヘクタールが焼失しているという大災害。 オンタリオ州北西部の山火事の影響を大きく受けたトロントでは、大気質健康指数(AQHI)が最高危険レベルの「10+」を記録。 市街地の空は黄褐色やオレンジ色に染まり、焦げ臭いにおいが漂っている。世界の大気質を分析するプラットフォーム「IQAir」の基準では、インドのデリーを上回り、世界で最も空気の悪い都市となる不名誉を負った。アフリカ、インドと同じレベルという事が分かる。 国境を越えて米国に流入した山火事の煙は、ニューヨーク、ペンシルベニア州、マサチューセッツ州など北東部および中西部一帯を覆っている。15日、カナダ・トロントのオンタリオ湖から望む市内の様子。山火事による煙が空一面を覆っている。[ロイター=聯合ニュース]NYのブルックリン・ピアからみた自由の女神。[Getty] ニューヨーク市をはじめ各州政府は一斉に大気質注意報を発令し、屋外活動を控えるよう強く呼びかけている。 山火事の煙には、PM2.5と呼ばれる危険で微小な汚染物質が含まれており、吸いこむと肺の奥深くまで到達したり血流に入り込んだりする可能性がある。気管支炎などの呼吸器疾患を引き起こしたり、糖尿病や心臓病などの疾患を悪化させる炎症を引き起こしたりする場合もある。カナダの山火事で発生した煙が北米を覆っている。[CNN] ミシガン州、ミネソタ州、ウィスコンシン州の大部分でも、今後数日間にかけて煙による大気質警報が発出されている。 カナダの山火事は、2023年にもあった。今回のものよりももっと酷かった。2023年 シベリアやカナダ、北欧など、乾燥した樹木の多い北方林の火災は、2001年〜2023年にかけて約70%の樹木被覆損失を生み出し、過去20年に発生した山火事の大半を占めている。 2023年にカナダで発生した山火事は、その年の世界全体で焼失した森林の4分の1以上を占めた。主な原因は、異常な高温と雨の少なさだと考えられている。 2023年以降、規模の大きな山火事が頻発している。「Energy Tracker Japan」(2025年3月3日)の記事によると・・2023年カナダの山火事 高温かつ乾燥気候のカナダでは、5〜6月を中心に約7,000件の山火事が発生し、降雨をともなわない落雷(ドライライトニング)が事態をさらに悪化させる。2023年には過去最悪規模の1,850万ヘクタールが焼失した。これは日本の国土面積の半分に相当する。2023年ハワイ州マウイ島の山火事 2023年8月にハワイ州マウイ島で発生した山火事は、1918年以降最多の犠牲者を出した。火災は観光地として有名なラハイナの中心部を含む市街地にまで及び、住宅およそ2,200棟、約9平方キロの土地を焼失。死亡者数は102人にのぼった。2024年アメリカの山火事 2024年2月にテキサスで発生した山火事では、同州史上最悪の規模となる約4,400平方キロメートルが焼けた。少なくとも2人が死亡、家畜被害は1万頭超といわれる。 6月のニューメキシコ州南部で発生した山火事では、少なくとも2人が死亡、約500戸の家屋が焼失した。また、同じく6月にカリフォルニア州ロサンゼルス北西部で発生した山火事では、少なくとも14万8,000ヘクタール以上に延焼した。2024年チリの山火事 チリ中部バルパライソ州で2月に発生した山火事はチリ史上過去最悪となった。少なくとも112人が死亡、夏季休暇中の観光客に多大な影響を与えた。火災が広範囲に及んだ主な要因は、猛威をふるう熱波と、チリを過去15年間苦しめ続けている干ばつだ。2024年ロシアの山火事 7月にサハ共和国とザバイカル地方で森林火災による非常事態が発令された。ロシアでは近年、森林火災シーズンに数百万ヘクタールの森林が焼失している。サハ共和国では特に繰り返し火災が発生しており、930ヘクタールを超える森が焼失した。2024年カナダの山火事 2024年5月、カナダ西部では4,700人の住民に避難指示が出る大規模山火事が発生。延焼面積は約1万ヘクタールに達した。火災による煙は米国北部にも達し、ミネソタ州やウィスコンシン州などの5州で大気汚染の警報が発令された。2025年アメリカロサンゼルスの山火事 2025年に入ってカリフォルニア州ロサンゼルス近郊で発生した猛烈な山火事が続いている。1月7日に発生した火災は1週間以上延焼し、少なくとも27人が死亡、1万2000棟以上の建物が被害を受けた。150平方キロメートル以上が焼失している。 蓄えられていたCO2が放出されて、温暖化が加速される原因にもなる。カナダの山火事は北極圏に大きな影響を及ぼすことが分かって来た。国立極地研究所 2023年9月12日の対流圏下層(地表から高度約1km)のエアロゾル粒子の個数が通常の10〜100倍であることを確認され、北極海上空では、通常よりも高い温度環境(–15℃以上)で氷雲が形成されていたことから、山火事由来のエアロゾル粒子が北極海での氷雲の形成に影響を与えている可能性があることが分った。 雲中の氷晶の割合が増加すると、日射の透過率の増加や反射率の減少が起きることで地表へ到達する太陽放射量が増加する。その結果、北極域での海氷減少や気温上昇の原因となる。 一つの事象が、大きな流れの中で間接的に影響を及ぼす。それは人体のことを考えればよく分かる。対処療法、局所治療では、病気の根本を直したことにはならない。複雑につながっているもののほんの一部が狂っても、あちこちに症状が現れるのと同じこと。 地球は一個の生命体と言われる所以でもある。 あのバカ殿が「地球温暖化なんて、大嘘だ!」とほざいている。 7月15日米南部テキサス州で、記録的な大雨。激しい嵐により道路は河川と化し、車両が流されたほか、州南部サンアントニオの主要高速道路周辺では竜巻が発生し、大きな被害が出ている。テキサス州のグレッグ・アボット知事は、数十の郡に対して災害事態宣言を発令事態になった。「これはテキサス州で約5年に1度の頻度で発生する典型的な仲夏の熱帯型気圧配置です」と気象予報士は説明する。「移動速度の遅い低気圧が停滞することで、毎日のように激しい雨に見舞われることになる」としているが、年々その規模が大きくなっていくのだろう。 今の状態が維持されると思ったら大違い。ぬるま湯に浸かるトランプが「茹でガエル」になるのはケッコウナことだが、地球が悲鳴を上げているのに治療もせずに放置するなんて馬鹿げている。