強いものが勝つとは限りません。勝ったものが強いんです。
ナビスコ王者千葉まさかの敗退/天皇杯
<天皇杯:札幌1-0千葉>◇4回戦◇8日◇フクアリ
ナビスコ杯王者の千葉が、足をすくわれた。J2の札幌に0-1で敗戦。歓喜の決勝からわずか5日後、2冠への夢が消えた。走り負けた上にパスミスを連発し、日本代表オシム監督が視察すれば7戦負けなし(練習試合含む)という不敗神話も通用しなかった。波乱のなかった今大会で、J1が初めてJ2に敗れる屈辱を味わった。札幌はJ2勢で唯一、ベスト16に残った。
5日前に味わった喜びが、吹っ飛ばされた。J2で7位の札幌にホームで、よもやの敗北。サポーターの前へあいさつに出向くと、容赦ないブーイングを浴びせられる。選手会長のMF坂本は言った。「チームとしてバラバラだった。(ブーイングは)されて当然です」。
序盤から、相手の気迫に押された。売り物の運動量で、勝てなかった。何でもないパスを、自陣であっさりカットされるミスも重ねる。前半29分にDF水本が負傷交代するアクシデントもあった。シュートがポストをたたく不運もあった。揚げ句、後半21分に失点。DFとGKの間にボールを入れられ、FW相川に押し込まれた。
アマル監督は試合前、選手にこう伝えた。「ナビスコ杯決勝の時、父は『なぜリーグ戦で同じ戦いができないのか。あのプレーをコンスタントにできてこそ、質の高いチームなんだ』と言っていたぞ」。慢心を取り除いたはずが、結果にはつながらなかった。
視察したオシム監督は「ジェフが負けたのは、論理的。チェルシー、アーセナルという強いチームでも苦戦する。ジェフはノーマルなチームなのだから」と話した。日本代表監督就任後、試合に来れば負けない不敗神話は、練習試合を含めて「7(6勝1分け)」で止まった。
MF阿部主将は「これが自分たちの現状の力。それだけ。力がないから負けた」と言った。ナビスコ杯連覇という事実は変わらない。だが、クラブハウスに飾られた数々の祝福の花が枯れないうちに、今季の目指すべきタイトルはなくなった。【佐々木一郎】
(日刊スポーツ) - 11月9日9時46分更新
片やナビスコカップ連覇でJ1・7位のジェフ千葉。片や日ハムと同じドームを使うJ2・7位のコンサドーレ札幌。
他のJ1チームは順調に勝ち上がっています。なのに・・・
トーナメント戦を制したチームがトーナメント戦に泣かされましたね。
しかも、天皇杯の方がナビスコより比べきれないほどレベルが高い大会なのに。
むしろ、
「シンジラレナイ!」というのはコンサドーレの方でしょうな。
日ハムは日本一の「パワー」をおすそ分けしたんですか?セレッソじゃなくて?w
もしかして、かつて「Jリーガーになりたい」という言葉を残したあの新庄剛志がコンサドーレの選手に化けてたりして(違