ハピサプ！～鷹好きな大学生日記～

通算215勝を挙げているプロ野球巨人の工藤公康投手（43）が横浜に移籍することが9日、決まった。この日、横浜がフリーエージェント（FA）で巨人入りした門倉健投手の移籍に伴う人的補償として、同投手の指名を発表。横浜から工藤獲得の通知を受けた巨人の清武英利代表は同日、米アリゾナ州フェニックスで自主トレ中の工藤に電話で通告し「今後も野球を続けたいので、指名拒否は考えていない」とする本人の意向を確認したことを明らかにした。
　巨人は今オフ、日本ハムから小笠原道大内野手、横浜から門倉投手の両FA選手を獲得。日本ハムと横浜は、その見返りとして、巨人がプロテクトした28選手以外から各1人を補償選手として獲得できる。工藤はこのプロテクトリストから外れたため、左投手の補強を目指す横浜が獲得に乗り出した。
　工藤は昨年までのプロ25年間で通算215勝129敗3セーブ、防御率3．38をマーク。昨年は13試合の登板で3勝2敗、防御率4．50に終わっていた。工藤にとって横浜は、西武、ダイエー（現ソフトバンク）、巨人に次いで4チーム目の所属球団となる。　

[ 1月9日 18時0分 更新 ]