2006/09/20(水)00:51
動物愛護センターに行ってきました。
今日は再び愛護センターに見学に行ってきました。
検疫に子犬がいたが、すでに手前の子は息絶えていました。
パルボウィルスだと思います。
ヨダレを流し、血便がありました。
もう1匹の子が譲渡用になる確率がグッと減ります。
混合ワクチンはセンターで受けているそうです。
インターフェロンは症状が出てからしか打たないそうです。
どうか発病せずにいてください。願わずにはいられません。
今日は検疫所に子犬達が沢山いました。
感染症を防ぐ為に毎日ビルコン(消毒液)で丁寧に掃除されるそうです。
ビルコンは結構高い消毒液です。一人の清掃員だけがこの中に入れます。
感染が外に出ないように十分注意を払っているそうです。
2日目のお部屋に居た子。天使のような笑顔です。見るからに性格が良さそうです。
窓を開けてもらいました。
我が家の愛犬マーカスによく似た子です。
きっと外に出たいのでしょうが、決して暴れたりしません。
3日目のお部屋です。ラブラドールのチョコが居ます。
ここのお部屋も人に飼われていたであろう子ばかりです。
柴犬も居ます。たぶん純血種。太っているので可愛がられていたのかもしれません。迷子かも・・・
ビーグル系の子も居ます。みんなとってもフレンドリーです。
この子も柴犬だと思います。ハーネスをしています。
今日はハーネスをつけていた子多かったです。
名札さえついていたら殺されずにすむのに。。。。
誰も迷子にしようと思ってする訳じゃ無い事を全ての飼い主さんに分かって欲しいです。
必ずお散歩の時には迷子札はハーネスや首輪につけてください。
私からのお願いです!!!!
最後の日のお部屋です。明日の朝には殺されてしまいます。
明日の朝には殺されてしまうのに白いワンコはとっても明るく元気でみんなに遊びを持ちかけていました。
本当に性格の良い感じの子でした。
この子達に生きる権利はないのでしょうか?
なぜここにいるのでしょうか?
負傷した子を収容するお部屋にいた猫。
もうお水を飲む力も残っていない。
譲渡には回されずに飼い主が現れない場合
ただ処分される日にちを待つ。
負傷した子犬。2キロにもみたない小さな命。
後ろ足は足先から切断して無い、右目は潰れてしまっている。
それでも元気に飛び回り、私達を見ては尻尾を振っていた。
警察で保護されここに連れられてきたそう・・・・
この子の命は5日まで。この子の生命力に胸がいっぱいになる。
センターの裏にポツンとある慰霊碑。
綺麗なゆりが供えられていた。
手を合わせずにはいられない。
今回はとても冷静に見学ができたと思う。
それでもなぜ、こんなに良い子達がここに連れてこられているか疑問でならないし、
この事実を動物を飼っている方全てに知ってもらいたい。
そして自分達に何ができるか考えて欲しい。
たとえ預かりボランティアができなくっても、何かできる事はあるはず。
私はそれを探しに見学に来ている。
そして事実を知り伝える事の大切さを動物達から学び
子供達への教育の大切さ、正しい飼養をしてもらう為に呼びかける勇気をもらっているのだと思う。
もしこのレポートを見てあなたが胸を痛めるのであれば
是非行動に移して欲しいと思います。
それは自家繁殖する人にそれは違うと教えてあげる事なのかもしれないし
愛護センターに見学に行くことなのかもしれない。
預かりボランティアが一番戦力になるけれど、そのほかにだって
できる事は沢山あると思います。
できる事を自分で見つけて欲しいと思います。
すごく偉そうに言ってしまって申し訳ないですが
どんな小さな事でも行動を起こす事が大切だと思いました。
小さな力も集まれば大きな力になると信じています。