Happy to be

どこに行っても通用する人間になりたい
どこに行っても価値を発揮できる専門能力を持ちたい

そう強く思うようになったのは、大学4年生の春頃だったと思う。

いろんな本を読んでこれからの社会動向（労働分野）を推察したこと、
将来自分がやりたい仕事をするには何らかの専門性が不可欠であること、
誇りを持って一生仕事をしていけれるように、など理由は色々。

パレスチナの難民キャンプに行った時の経験の影響も大きい。
医者でも教師でもなく、ただの日本人学生だった私には、彼らの役に立つようなたいした仕事はできなかった。
情熱だけで走っていって、あまりに空っぽな自分にその時気づかされた。

そのような過程を経て、今は証券会社に勤務し、専門学校で財務・会計・経済を学ぶ日々。

しかし、プロフェッショナルを目指すということはそんなに簡単なことではない。
この本によると、プロになりたい人は52%いるが、企業の中で仕事の専門領域を自ら選択し、確立し、仕事で他者から評価が高いプロフェッショナルの割合は12％にしか満たないという。

また、初級者から熟達者までの道のりは5段階あり、熟達者の領域まで10年はかかるらしい。
5段階でいう一番最初は「仮決め」。
いったん自分でこれが自分の専門領域だと決め、仕事に必要なスキルの習得を目指している初心者の段階。
私は今まさにこの初心者レベルにいる。

客観的に今の自分のレベル（学歴などのアカデミックなバックグラウンド、現職の仕事内容・資格等）を分析してもプロには程遠い。
今は地道に資格取得を目指して勉強しているわけだが、資格を取得したら「はい、プロです」、というわけではなく、むしろそこから積む実務経験が重要。

5つの段階の途中で数段飛ぶということはありえないので、地道に知識と経験と実績、人脈を築いていく必要がある。

何ごともコツコツ、です。
焦りは禁物・逆効果！（最近の悟り）