
公開直前か直後にstory紹介を読んで観たいと思いチケットを買ったものの、複数の映画レビューで酷評されているのを見てしまい、鑑賞を延ばし延ばしにしていた『サヨナライツカ』。
タイ・バンコクでお金に不自由することなく、一流ホテルのスイートルームに住みながら気ままな生活を送る女性・沓子は、結婚を目前に控えたエリートビジネスマン豊に出会う。2人は惹かれあっていくが・・・というストーリー。
自分の経験を沓子に投影してしまい、私はすごく泣きました。
一生に、一度の恋。
もう会えないと分かっていても、忘れることのない人。
私には沓子が、奔放さや気性の強さよりも、純粋で真っ直ぐな女性にうつりました。
「幸せが儚ければ儚いほどにその幸福は何より純粋に思えた」
『サヨナライツカ』原作より。
これは本当に真実で、映画の中でも沓子と豊が無邪気に笑いあい、抱きしめあうシーンは光を内包してただ美しく、同時にすぐに消えてなくなってしまいそうな儚さを感じさせました。