耐久レース

ある日気づいたんです。 あれ、ジーこの部屋に来てから、お風呂場でしていないなと…。 唯一誇れるジーの特技は、 どこへ行っても自らお風呂場で用を足すことだったのに、 それがなくなったら、「飛べない豚は…　ただ…　」の世界になってしまう。 いかん、いかん、今はいいけれども、 万が一お留守番の時間が長くなったりした時に、 膀胱を痛めながら待っているジーはいかん、、と、 “外に行くまでしないっ”と頑張るジーと 耐久レースを始めました。 そわそわしているジーをお風呂場に誘導するも、ダメ。 結局は私の横で、“外へ…外へ行こうよ…”光線を 投げてきて負けそうになるので、 本を持って便座に座ってジーを誘ってみる私。 すると 　　　　　 喜ぶジー。 　　　　　 大喜びなジー。 私は座ってるだけなのに、 なに？このノゾキ趣味。 でも、人間もトイレを我慢している時に 走れないように、大きな声出して笑えないように… はしゃぐのが辛そうなジー。 ほら、早く出して楽になりなさい。 と、一人ジーに向かって「おし○こ、おし○こ」唱えるも、 全然出す気配がないので、諦めて部屋に戻った。 しばらく窓と玄関の往復を繰り返していたジーが、 しゅっとお風呂場のほうに行ったかな？と思ったら、 聞こえてきましたよ。 おぉ、おぉ、いい子だね～。 と、見に行ってみると… お風呂場ではなく、その前の洗面所に湖ができていた。 さぁ、この耐久レースの勝者はダレ？ こっちは外さないで～　ポチッ 　↓　↓　↓