テーマ:☆ボクシング☆(642)
カテゴリ:ボクシング
先日、WBC暫定世界フライ級王座決定戦がタイで行われ、前王者のポンサクレックが3-0の判定で勝ち、暫定王者になった。
正規王者内藤は怪我もしていない状況なのに、だ。 内藤はWBCから2戦連続の指名試合が義務付けられている。 ところがWBCは中国での試合をオファーし、内藤はまたもランキング下位の選手と防衛戦を行うことが決まった。 内藤の防衛戦は、亀田大毅、ポンサクレック、清水智信、山口真吾、とポンサクレックを除きランキングが下位の選手ばかりだ。 しかも日本人ばかり。世界タイトルが日本タイトルになってしまっているという声も聞かれる。 次の防衛戦は中国で、14位の中国人と。 ファンはそれを望んでいるのだろうか? 国民的人気者と化した世界王者だけに、そのタイトルを失うことは怖いだろう。テレビ側も、ジム側も。 だからといって安易なマッチメイクと疑問に溢れた世界戦を開催して何になるのか。ボクシングファンは納得していないのではないか。 内藤はこの試合をクリアすれば暫定王者との統一戦になる予定。 私個人の意見としては、ポンサクレックよりも、ランキング上位の他の強豪と戦って欲しい。 いろいろな国があって、それらの頂点を決めるのが世界戦である。 アジアの中だけで頂点を決めるわけではなかろう。 フライ級ランキングを見ると、上位15位以内の半数以上は中南米やヨーロッパだ。 アジアの比率も多いが、それにしてもWBCタイトルをアジアの中で回しすぎだろう。 マッチメイクについて、ジム側の更なる考慮を望む。 その2 WBAフライ級では6月下旬に次期挑戦者決定戦が行われる予定 亀田興毅とオマール・サダド(メキシコ)で行われそう。 で、正規王座が法廷闘争で混沌とすればその挑戦者決定戦は暫定王者決定戦になるかも、とのこと。 またもや“暫定”の2文字が。呆れてしまう。 相次ぐ暫定王座の乱発で、世界タイトルの価値がますます下がるように思えてならない。 WBAもWBCももっとしっかりやってくれないか・・。 そういった面では日本タイトルはすごく透明性があっていいと思う。 OPBFの本部が日本になり、私はタイトルの権威復興に期待している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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