マイケル・ジャクソンの訃報
彼は不幸だと思う。 生まれてからこれまで・・幼い頃からの才能に恵まれたことを知った両親は・・彼に対して鈍なことを考えたのか?? 彼がスターとしてテレビにでたのはまだ幼い子供の時からだった・・。 彼にとっては子供の時の体験は大人の世界だった。 子供が誰もが体験するものは全くないのでは・・子供らしい生活からかけ離れた生活・・。 いろんな成長する過程で身につけるべきものが乏しかったのでは・・・・ 黒人と生まれた彼は、アメリカならではの人種差別という過酷な境遇にいた・・・その中でまともになるのにはやはり富を得ることしかない。 彼の両親はそれを感じていたからこそ・・マイケルを、幼い頃からのショービジネスの中に放り込んだ。親としてマイケルの才能でまともな暮らしになるのなら・・それが・・彼の今後の人生を狂わせたのでは・・ 普通なら当たり前に成長するプロセスを彼は味わえなかった。 それが・・疑問に感じる・・。 彼のスキャンダルに奇行を知っていて・・なんか悲しすぎた・・哀れすぎた・・・・。整形を繰り返していたマイケル・・カッコいいとは感じない・・むしろ・・カナシイ・・見かけだけにこだわっていた彼の孤独を感じる。マイケルはマイケルらしくいて欲しかった・・。そして・・・人間として生きて欲しかった。彼の死因は徐々に解明される。そして、それが本当にファンにとってはつらくて残酷なものだった。 彼が愛する人がいたら・・彼はきっと・・・こんなことにはならなかったと思う。少年のまま生きて・・亡くなった彼・・・できるなら大人になり、おじいさんのマイケルの姿を見たかった。そして・・マイケルは孤独感の中にいたと思う。地位や富や名声を得て・・彼の周囲には取り巻きがいたと思う。彼の心から許せるのは、子供たちだった。純真な無垢な魂を持ったマイケルは醜い欲のために動く大人たちの世界には耐えられなかった。才能があるために、彼は幼い頃から醜い大人の世界にいた。そのために彼の心は蝕んでいた。彼は孤独だった・・・・ 彼の孤独の魂は、やがて奇行に走らせたかもしれない。彼は孤独ではないことを知らなかったと思う。そして彼はそれが不幸だった。彼を愛し続けて信じていたファンがいた・・。彼はそれを感じていたのか・・・・・・・・マイケルのファンではないが・・彼は生きていく中で過酷な運命だった・・・・。 人が当たり前のように生きていく世界だが・・少年の魂を持った彼にとっては辛くて残酷な世界だったかもしれない。 彼は・・・・・亡くなった・・・彼はもう、苦しまず大人の醜い欲の世界から離れピーターパンのいる世界に旅立った。マイケルは・・・・永遠のピーターパンになった・・・・