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関東地方は四月以降ずっとスカッとした晴れ間が少なく、梅雨明け後もジリジリと焼け付くような灼熱の太陽は一度も見られず曇天が多い。 その原因はオホーツク高気圧の勢力が強い為で、高気圧の縁を回る北東の風が関東に流れ込む為のようだ。 上図は今日8月5日午前6時の天気図だが、例年と明かな違いは本州南岸に『小笠原高気圧』ではなく低気圧が居座っている事、八月半ばなのに関東から東北にかけて前線が停滞している点だ。 この前線に向かっては東シナ海方面から南西の湿った風が入り込む為湿度が上昇する。 このような気圧配置は平成5年(1993年)の冷夏に似ている。あの年は米の凶作でタイ米が緊急輸入された年でもある。 今日午前九時現在の我が家の気象データは気温=30.2℃、湿度=69.8%であった。 この値を使って不快指数(温度湿度指数)を試算すると 【不快指数】=0.81T + 0.01H(0.99T - 14.3) + 46.3 で表される。 ここに、T=摂氏温度、 H=相対湿度(%) 不快指数=0.81×30.2 + 0.01×(69.102-14.3)+46.3 =24.462 + 0.548 + 46.3 ≒71.3 となる。 不快指数は体感温度のひとつで、 70を超えると不快に感じる人が出はじめ、 75で半数以上、 80を超すと全員が不快に感じるとのこと。 つまり、今朝は9時の段階で“私は”不快と感じた。 雨の降り方も異常で、局地的・ゲリラ風な土砂降りが多く各地で災害も多発している。 西日本では猛暑が続いているようだが、関東から東北地方にかけては今後も暫く曇天が続くようで、農作物に影響が出る可能性もある。 【今日のお花】アップルミント(紫蘇科) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 5, 2008 03:27:26 PM
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