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晴れ晴れ日記:デジブラ彩時季=花散歩日記

晴れ晴れ日記:デジブラ彩時季=花散歩日記

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March 26, 2020
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 毎年、【桜(染井吉野)】が開花する頃に【カタクリ】の花も開花する。
 近所では、地元の【稲荷山公園】北側外周部の斜面で【カタクリの花】の自生群が見られる。

【季節の花 300】(←外部リンク 別窓)によると、【カタクリ】(百合科)は、
 ・開花時期は、 3/20 ~ 4/10頃。
・山地に生える(場所によっては群生する)。
・ピンク色の花が下向きに咲く。
 花は陽のあたるときのみ開く。
 くもった寒い日や雨の日は開花しにくいが
 曇ってても温度が高めだと開花する。
 なかなかデリケートな花です。
・種子が地中に入ってから平均8年目でようやく2枚の葉を出して開花。
・樹冠が緑の葉に覆われる前の(3、4月の)わずかな日光を利用して花を咲か  せ、花のあと、5月頃に葉も枯れたあとはずっと次の年の3月頃まで、
 球根のまま休眠する(地面からは消える)。(1年のうちの10ヶ月の間は
 地中で過ごす)。
 このように、早春、他の花に先がけて花を咲かせ、逆にまわりの木々や草が
 すっかり緑になる季節になると地上から全く姿を消してしまう植物のことを
 ヨーロッパでは「スプリング・エフェメラル”春のはかない命”」や
 「エフェメラルプラント”短命植物”」と呼んでいる
 (エフェメラとは「かげろう」のこと)。
(節分草(せつぶんそう)も同じ)
・昔は、球根から”片栗粉”(かたくりこ)を採っていたが、今は8割がじゃがい  も、2割がさつまいものでんぷんからつくられている。
 「片栗」の本物の「片栗粉」は薬局で売っている。
 片栗粉は消化がよく上質なので漢方薬として病後の滋養用に使われ、
 江戸時代の本には「病人飲食が進みがたく至りて危篤の症になると
 カタクリという葛粉のごとくなるものを湯にたてて飲ましむ」と書かれた。
・薬効   胃腸炎
・薬用部位 鱗茎
・生薬名 「片栗澱粉(かたくりでんぷん)」


と説明されている。
大変デリケートな花なのと、滅多に見られない事より希少価値が高まり、自生地の多くは地元民等によって手厚く保護されているケースが多いようだ。

 私は毎年、地元の【県営・稲荷山公園】北側斜面に出掛けている。

【稲荷山公園のカタクリ自生地】の地図

※【臨時駐車場】は【新型コロナウイルス】による感染拡大防止の為、利用停止になっています。

【稲荷山公園のカタクリの花】2020年3月25日撮影










【県営・稲荷山公園北側斜面】に群生する様子






そこの自生地の案内板によると
『カタクリは寝坊で昼頃にならないと花が開かない』
と説明されていた。
 実は、一昨日様子を見に出掛けたのだが、混雑を避けようと少し早めの10時頃に現着し、しかも北風の冷たい日だったので、開花しているものが少なく中途半端な開花状態でロクな写真しか撮れなかったので、天気に恵まれた今日、再度出直したのでR。。。。

 今日は日差しもたっぷりで、無風状態で暖かったので沢山の花が開花していた。
出直した甲斐があったってもんだ。。。。
【県営・稲荷山公園】(←外部リンク 別窓)はサクラの名所でもあって、毎年大勢の花見客が繰り出す事でも有名だ。

【周囲のサクラ】










 昼前に帰宅できたので、家の中に入る前に今年が見納めであろう【不老川の四本桜】の撮影に出向く。

【不老川の四本桜】






一番西側の木は毎年開花が早い。


逆に東側の二本は開花が遅い。不思議でR。。。。


 今年の春も【カタクリの花】と、【不老川の四本桜】を愛でられて大変シアワセなのだ。。。。





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Last updated  March 27, 2020 08:27:17 PM


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