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気象用語に【小春日和(コハルビヨリ)】と言うのがある。
主に11月の晩秋から12月の初冬に見られる、まるで春先のように穏やかで暖かい日を指すようだ。 【日本大百科全書(ニッポニカ)】による【小春日和】の解説 小春は、陰暦10月の別称で、小六月(ころくがつ)ともいう。太陽暦ではほぼ11月から12月上旬に相当する時期である。そのころの穏やかな好天が小春日和で、日なたは暖かいが、日陰はひんやりしており、夜は冷え込む。低気圧が平地に雨、高山に雪を降らせて日本の東に抜けたあと、大陸から高気圧が張り出して、気圧配置は西高東低型となり冷たい北風が強めに吹くが、翌日は大陸高気圧は移動性となり、風は弱まって小春日和となる。季節が進むと、暖かい好天は「冬暖(ふゆあたたか)」「冬日和」などとよばれる。 大陸の移動性高気圧が日本列島に向かって張り出して来る時は高気圧前面に寒気があって、地上では冷たい北風になって吹くので気温は下がり、寒く感じられるが、移動性高気圧の中心が日本列島を通り過ぎると風は弱まり、ポカポカと暖かく感じられる。 この状態が【小春日和】で室外での作業や、スポーツにピッタリの陽気となる。 今日の関東地方は正に、その【小春日和】となり、絶好の行楽日和になった。 余りの陽気に誘われて昼前に久し振りに【花散歩】(デジブラ)に出掛けたが、目ぼしい被写体は無く、青空を眺めて帰宅した。 【魚の形をした雲】 雲一つ無い真っ青な空 【青空と白壁の土蔵を背景にした山茶花】 愕がピンクの八重の白い【山茶花】 【花弁が筒状の小菊】 新芽が紅葉したように茶色い【紅要糯(ベニカナメモチ)】(薔薇科) この時期の花は、小菊と山茶花程度しか見当たらないが、小春日和のまったりとした散歩を楽しんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 14, 2021 05:25:18 PM
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