ふうみんの日記

2006/10/12(木)10:54

何のためのお食い初め

つぶやきあれこれ(64)

下弟の子が土曜日に御食い初めをするということで、母と買い物につき合いました。 実家に帰ってきてお食い初めをするらしいけれど、 「向こうでやるのも面倒くさいし実家でやる。」だの 「豆は炊くのが面倒だからレトルト。」 「赤飯もちょっとあったらいいからお総菜で買う。」 などなど、まあ、どこもそんなものなのかもしれないけれど、「私的にはちょっと・・・。」 初めて食べ物を食べさせる儀式だというのに何だか 「作るのはめんどくさい。」 って感じがいっぱいなのと、健やかな成長を願って子どものために少しでもおいしい物を(どうせ食べられはしないんだけど。)っていう本来の目的が全く無視されている考え方に、実の親子ながら食に対する考え方の違いを改めて感じました。 レトルトで済まそうとすることと愛情の比率を一緒にすることは間違っているのかも知れないけれど、食のことを知らないで子育てしていくことは本当に寂しい子育てだなーと思いました。 子どもの頃はその母の料理で育った私ですが、 今思えば母が働いていたこともあってレトルトのハンバーグ、とかチキンナゲットとか、焼きそば、うどん、多かったなぁ。 土曜日のお昼は常にインスタントラーメン。おばあちゃんしか家に居なかったから物心ついた頃には自分でラーメンを作って食べるっていう習慣になっていました。 母が手抜きをしていたとは思わないし、母は母で一生懸命家事をこないしていたと思います。 料理が苦手じゃなくって時間があるときにはちゃんと作ってくれていたし、母の料理は客観的に見てもおいしかったと思います。 ただ添加物がどうとかインスタントやレトルト食品の害とかそんなことまで考えている余裕はなかったんだと思います。 今ほど騒がれていなかったし、同居家族の共働きで三人の子どもを育てながら舅姑の世話も焼き、便利な物は利用しただけだと思います。 おっぱい育児で苦労して以来、食事の大切さを考えるようになっていろいろ気を使う生活をするようになって、私は食の大切さを知ったけれど、 子どもが丈夫な体で病気知らずに育ち、孫も元気に育っているし、 アトピーやアレルギーなんてうちには関係のない話、 体が弱い子の話しだと本気で思っている両親にとって、 私の話は「宗教的な話し」にしか聞こえないようです。 自分たちは悪い物を口にしないで大きくなってるからいいけど、子どもはこれから体を作っていくんだから同じようにあれこれなんでも食べさせないで欲しい、というようなことは普段から言っていますが、上弟の子供二人は何でも食べてそれでも今のところとっても丈夫で素直でいい子に育っているので私の話はなかなか受け入れてもらえません。 ガチガチの食生活にする必要もないと思うけれど、せめて食事はとても大切な物だということに気づいてくれたらなぁと思います。 最近不調が出始めた両親、お菓子やらインスタント食品の害にそろそろ気づいてほしいです。

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