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hanaのつれずれなるままに

hanaのつれずれなるままに

● 電子辞書

● 電子辞書

3年も英語を勉強していて実は電子辞書専用機を未だ買ったことがありませんでした。理由はパソコンのWeb辞書で事足りることが多かったから。そして、Longmanの紙の辞書を購入したとき、CD-ROM版も添付されていて、こちらをPCにインストールすると、単語の発音付で検索できたりポップアップ表示(知らない単語にカーソルを合わせると自動的にその単語をひいてくれる機能)してくれるので、別段ほしいと思わなかったのです。

では、なぜここに来て電子辞書専用機なのか。
一言で言えば、「予算消化」のため(爆)。相方のボーナスがよかったので、みんなで散財しよう!ということになって(←貯蓄という二文字はない)割り当てられた予算を消化しなくては貯蓄に回すといわれ、ほしいものを一生懸命考えて・・・浮かんだのが電子辞書だったという(笑)。ただそれだけ・・・。

で、でも、冷静になって電子辞書を調べると、なんと今超ホットなアイテムということが判明。

◆衰退するPDA

店頭でびっくりしたのが、PDAの衰退。一時、蝶よ花よともてはやされていたPDAコーナーはなんと電子辞書コーナーの片隅に。雑誌を読んでも、各メーカー、PDAについては現状維持あるいは撤退していくという論評。その代わり台頭してきたのが携帯電話や電子辞書、ということでした。じゃあ、ここで電子辞書を買うのはとってもいいことじゃん!とばかり一気に電子辞書購入に向けて猪突猛進な私。

◆ 電子辞書に求めるもの

とにかく過去、一度も買いたいと思ったことがなかった私。電子辞書にどんな機能があるのかさえ知らない私。漠然とこんなことができたらいいなあ・・・と要件を定義。

・英英辞典ほしい。できれば、ネイティブの人が使っている辞書
・電池のもちがいいもの
・外部メモリがついててテキストファイルビューアがついてる
・単語を発音してくれる

で、各メーカーのパンフレットを集めて比較検討。すると、英単語を発音してくれる機能を持っているものは稀少。機能はあっても機械合成あるいは重要語のみというのがほとんどでした。パソコンでは当たり前の機能が専用機ではまだまだ・・・。その上、テキストファイルの参照という機能もカシオとシャープくらいしかなく、びっくり。携帯電話ですらテキストビューアが搭載されているのに・・・ちょっとしたカルチャーショックでした。

テキストファイルビューアにこだわると機種が限られてしまうので、気を取り直し、搭載されている辞書をメインに選択しなおすことに。

英英辞書を選ぶ場合、オックスフォード、ロングマン、コウビルドというのが選択肢としてあがった。コウビルドは定評があり、使ってみたいなあと思っていたが、できれば、ネイティブが使っている辞書がほしいと思っていた私は「学習用の英英辞典とネイティブが使っている英英辞典が搭載されている」機種があればなあと思うようになっていました。

加えて、「英和活用辞典」なる辞書がいろいろなメーカーの辞書に搭載されていることが判明。密林でチェックすると、みんな絶賛していたので、これはぜひともほしいと思い、これもチェック項目の一つに。

で、調べていくと、行き着いた電子辞書はセイコーのSR-T6700でした。

学習用英英辞典とネイティブが使う英英辞典の両方が搭載されているモデルは私が調べた限りではこの機種しかありませんでした。

その上、カタログには在庫稀少の文字が・・・店頭在庫限りっぽく、今買わないともう入手できない!かも?という状況も購入への後押しとなり、めでたく、購入と相成りました。

◆ Webで操作感を確認

セイコーのWebでセイコーの電子辞書の検索方法がFlashで体感できます。これを体感して店頭でチェックすれば迷うことなく辞書が使えるでしょう。お勧めです。

◆ メーカー・機種により検索スピードバラつき

名刺フォルダーサイズの小型機種にも目がいき、いくつかチェックしましたが、検索スピードの遅さがネックになり断念しました。はは。私っていう人間は「待つ」という言葉が嫌いなの(笑)。
こればかりはやはり機種を絞り込んで店頭でチェックする以外ないかもしれませんね。ある人にとっては我慢できないスピードでもある人には我慢できるってこともありますから。

◆ SR-T6700使用感

ちなみに、私は購入物件については多少どんくさいものでも深い愛情を注ぎます。出来の悪いやつほどかわいいというか(笑)。基本的に、熟慮に熟慮を重ねて購入することが多いので、思い入れも深いことがしばしば。

で、SR-T6700ですが、結論から言うと満足してます。

まず、辞書間のジャンプ機能が便利です。見栄をはって英英辞典で調べても結局イマイチ意味がわからなかったり、ぴたっと当てはまる日本語が浮かばなかったとき、あるいは説明してある英語の中に知らない単語があった場合、その単語の意味を途中でひきたくなりますが、これがジャンプ機能で検索できます。ジャンプしても「戻る」ボタンで前の画面に戻ることができるので、迷子になる心配も無し。ジャンプ機能よりもこの「戻る」ボタンに拍手を送りたい気分~。

コウビルドとコンサイスのコンビネーション。
最終的にこだわっていた英語学習用英英辞典とネイティブが国語辞典として利用する辞書の2種類の英英辞典の搭載というポイントは見事正解でした。コウビルドは用法をメインに説明してあるので、時々冗長なことがあります。そんなとき、コンサイスでチェックするとすっきりすることがあるのです。多くの電子辞書がどちらか一方の辞書しか搭載していないことを考えると、このSR-T6700のすばらしさが際立ちますね。なんてかわいいのかしら。

起動スピードはまあまあ。起動時にLoadingというアニメーションが表示されますが、数秒ですぐに使えます。白黒なので、電池の持ちも○です。単4電池2本というのも使い勝手がいいですね。

◆ おまけ

TOEIC関連の本が付録で収録されています。期待したほど使いやすくなかったので、期待しない方がいいでしょう。
とっさのひとこと辞典は紙の本のように先頭から参照したり、目次から好きな場面へジャンプできるので、時間のあるときの暇つぶしによさそうです。


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