リン・グレアム
かなり長~いブランクを経てハーレクインに戻ってきて出会った1冊、『永遠のイブ』はまりましたね・・・。ボロボロ泣けるし、一夜で読みきってしまいました。「こっ、こんな作家さんは昔はいなかった~(絶叫)」衝撃でした。もちろん翌日から古本屋通いです。しかし冷静になって考えてみると、どの作品もかな~り強引、お決まりパターン。まとめて一気に読まない方がいいかも、消化不良を起こします(笑)。たまに読むから良さがいっそう・・・はじめの1冊があなたにとってのベスト作品となる作家さんかもしれません。とにかく情熱的な激しいのがお好きなら絶対お薦め。彼女のヒーローは大抵、世界的に有名な実業家、由緒正しきラテン系名家出身、高学歴、傲慢な切れ者。一方のヒロインは、女らしい体型の美女。ただし学歴は低く(けっこうここがポイント)、優雅さに欠け、コンプレックスや問題のある家族に悩まされています。とにかく激しく情熱的な愛。そしてヒロインは徹底的に傷つけられます。まさにハーレクイン的といえばハーレクイン的なのですが、非現実的といえば非現実的。時代に逆行した女性観だよな~と・・・。まっ、それもいいじゃない!!私、何にだって目をつぶっちゃいます!もうとにかくファンは多いので今更私が力説することもないのですが・・・。