恵比寿ナイト
Alain Robert ☆90 Mesnil ReserveMeo-Camuzet ○02 Hautes Cotes de Nuits Clos Saint PhilibertGeantet Pansiot ●98 Gevrey Chambertin 1er Cru Le PoissenotJacky Truchot ●01 Morey St Denis 1er Cru Les Ruchots長年イタリアワイン一辺倒だった知人がブルゴーニュにはまったとのことで久々にご一緒することに。しかも「好きな作り手は?」と尋ねると「トルショー」さんとの答えにビックリ。理由を再度尋ねると岐阜の実家に帰省した際にいつも日本酒を買っている近所の酒屋ですすめられてとのことに二度ビックリ。だってヂブンも01~04までお世話になった酒屋さんなんですもの(笑)ということで、その酒屋さんで購入した01 ルショーをチョイス。知人の行きつけの恵比寿の某リストランテに持ち込まさせていただきました。ワインは、アラン・ロベールからスタート。ラ○ーヌものでしたが、今回のロットは状態は素晴らしいものの独得の熟成感とコクが足りずイマイチ。このキュべは3社が取り扱っていますが、リリース毎にロット差が激しくなっていくように感じます。メオの白は、フ○ネスのロット。状態も素晴らしく、このクラスとしては抑えめのフルーツに酸とミネラルのバランスも秀逸。○鹿高いメオのラインナップでは唯一値上りをしていないキュべなので04も試してみる気になりました。赤は同時にサービスして頂きましたが、トルショー節全開のルショーの素晴らしい香味の前ではパンショが可愛そう。吟○のロットながら状態に問題はないものの、土っぽく厚ぼったいタンニンが溶けこんでなく野暮ったい印象。食事は、鰤の燻製カルパッチョ、鱈の白子のフリット、気仙沼の牡蠣と春菊のフェデリーニなど魚介系のメニューが秀逸。蝦夷鹿のラグーソースやメインの黒豚、鴨など肉系メニューは素材的な旨味もあまり感じられず火も入りすぎ。ただポーションは少ないものの前菜3皿、パスタ2皿、メイン2皿と持込料合わせて税込8,000円では十分満足できるレベル。お店の雰囲気やサービスも悪くないのでまた機会があれば再訪したいと思います。それにしても、筋金入れのイタリアワインラバーも50歳近くなるとブルゴーニュ派に転身する法則(ヂブン調べ)がまたもや実証された恵比寿の夜なのでした(笑)。