2年ぶりのグラボットの出来は(テュエ・ブッフ)
Clos du Tue-Boeuf ●NV(06) VdT La Gravotte (Pinot Noir) (おそらく)日本初入荷の98年から試しているピュズラ兄弟のトップキュべ、グラボットの新作が2年ぶりにリリースされました。06はもう一つのPN、カイエールとともにVdTとなって登場。ちなみに98リリース時の価格を確認するとグラボットが税別1,780円、カイエールが1,550円。今回の購入価格が3,200円ですからほぼ倍近くに・・・。(今までが安過ぎたとは思いますが)早速、グラボットを3日にわたり試してみました。香味は、赤系フルーツに若干の黒っぽさが混ざる凝縮したフルーツに、透明感あふれる酸とミネラルがたっぷり。現状ではかなりカタイですが時間の経過とともにゆっくりと、旨味がじんわりと溶き解れてきます。今まで試したグラボットの中では一番の出来で2~3年は寝かせてみたい印象。惜しむらくは、以前ほどではないものの蒸した小豆のような雑味のニュアンスがアフターにちょっぴり。04年までの数年間は伸び悩みを感じたものの、05年から次のステージに突入したような気配。シュレールさんのような凄みはないですが、彼の年齢や葡萄の樹齢を思うと伸びシロも十分。願わくば、あまり価格を上げすぎずに頑張ってほしいものです。