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カテゴリ:お勧め絵本
先日、NPO法人「絵本で子育て」センターの講師さんによる、絵本講座(全3回)に参加してきました
たくさんの、素敵な絵本の紹介がありました! 「いないいないばあ」(松谷みよ子)は、「いないいない・・・」と「ばあ」とで、動物のしっぽの向きが変わるんですよとか、 表紙のねずみさんが、それぞれの動物の前を通り過ぎていって、みんなはネズミさんに、いないいないばあをしてあげているみたい!と捉えることもできますねとか、 一つの絵本でも、いろんな楽しみ方が出来るんだなぁと感じたり 「ももたろう」(福音館書店)は、桃を包丁で切るのではなく、桃太郎が自分から、力強く桃を割って、生まれて来るんですよとか、 「一ぱいたべると一ぱいだけ、二はいたべると二はいだけ、三ばいたべると三ばいだけ、おおきくなる。」と、数と大きさを対比させたり 鬼退治へ行く、行きの大荒れの大海原と、帰りの穏やかな海とで、桃太郎の気持ちを表現させたり (それが、アニメみたいな絵本=おやつの絵本と、本物の絵本=ごはんの絵本との違い。) 「ロージーのおさんぽ」(パット・ハッチンス作)は、文章はお散歩だけなのに、 鶏のロージーを狙って、きつねが後を追いかけ・・・飛び掛ろうとして失敗し・・・を、絵だけで表現している面白さが魅力です、とか 絵本は、子供に「読んでもらうことの心地よさ・安心感」を与え、「絵本のセリフなら、何度でも子供に、『大好き!』と言えます 子供を、そのままで、まるごと受け止めることが出来ます」というお話も 質問コーナーでは、あるお母さんが、 「私は、絵本の言葉はとてもきれいな言葉が選んであるから、そのまま読んで欲しいんですけど、うちの主人は面白がって、わざわざ変な関西弁に置き換えて読むんです~ どうしたらいいでしょうか?」 って 講師の先生は、「お母さんは、そのままの文で読まれているんですよね・・・? でしたら、まあ、子供が喜んでいるようなら、それがお父さんとのスキンシップということで、多少大目に見てあげたら・・・」 とおっしゃっていました。 最後に、子育て学習センターの先生が、講師の先生へのお礼を兼ねてされたお話も印象的でした。 小さい頃、「はらぺこあおむし」が大好きで、何度も何度も読んでいた男の子が、中学生で反抗期・無口になり、殻に閉じこもったようになってしまったのですが、 高校に入学するとき、「ぼくはこれから、蝶になるんだ!」と言って、殻を破ったかのように、明るい高校生活を送ったのだそうです 小さい頃に読んだ絵本の記憶って、心の中に残っていて、人生や転機にも大きな影響を与えるものなんですね~ 絵本は、幼児期だけでなく、何歳になっても、大人になっても、人生を振り返るきっかけや気づき・力づけに役立つ、と言うことが分かり、 上の子はもう小学生ですが、まだまだ絵本の読み聞かせを親子で楽しもうと思いました 余談ですが。。。 明日、3月20日は、私の誕生日です ですが、吹奏楽団の本番(吹奏楽祭で、地元の高校生と一緒に、2曲ほど演奏♪夫婦で出ます。)もあるので、昼間は実家で、子供たちを預かってもらう予定! そして夜は、長男(10歳)の空手の練習(昇級審査が近い)があるので、急いで帰宅予定。 誕生日ケーキでのお祝いは、その後(夜寝る前)になっちゃうかしら・・・!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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