オペラアンサンブルのレッスンで苦戦しました・・・。
昨日は、オペラアンサンブルのレッスンに行きました。今年1月にオペラコンサートを行った団体です。私は、コンサート後、2回目の参加でした。今回選んだ曲は、ヴェルディ「仮面舞踏会」の二重唱です。実は、以前にこの「仮面舞踏会」は、オーケストラ伴奏の全曲公演に出演したことがあります。テノールのメインキャスト、リッカルド役での出演でした。その時に、このアメリア(ソプラノ)との二重唱も、公演の中で演技付きで歌っています。私としても懐かしい曲だし、譜読みも新しい曲よりは楽だと思って選びました。今後、挑戦してみたい曲は他にもあるのですが、今は、まず、以前に歌ったことがある曲で、より音楽的にレベルアップしたいと考えています。さて、それで、今回のレッスンのために、あらためて譜読みを進めました。思っていたよりも歌詞を忘れていて、なかなか暗譜まで行きませんでした。ということは、実は自転車でもあまり歌い込むことが出来ませんでした。私は、歌の練習は、まず暗譜してから自転車で走りながらやることが多いです。ただ、最近は、自分では、喉の調子が良くなってきたと思っていました。以前に個人レッスンを受けていた時にはなかなか出来なかった「顔の前で勝手に鳴っている」「裏声と地声の中間の声」というような声の出し方が、少し出来るようになって来たかな?と感じています。ただ、自転車では気持ち良く歌えても、レッスンやステージの上では、なかなか、その調子で楽に高音を歌えていないというのが現状です。昨日のレッスンでは、曲の前半では、なかなか気持ち良く歌えたと思っていました。でも、やはり、後半になって高音Aが何度か出てきた時には、もう喉が疲れてしまっていました。Aは、なんとか出せたものの、その半音上のB♭では、しっかりと声がかすれてしまいました。先生からは、「顔が眉を寄せていて、難しい顔になっている」、「息をたくさん吸って遠くに流すように」という2点をご指導をいただきました。「声がかすれる時には、苦しそうな顔になっている」とのことです。最初に一回通した後、また最初から、途中で少しずつ止めながら歌っていきました。先生は、お手本でB♭の部分を歌ってくださいました。バリトンなのに、高音を楽に力を抜いて歌っていました。さすがプロの先生は違います。というように、結局、今回は、高音を満足に歌うことが出来ませんでした。次回のレッスンに向けて、「表情」と「息」には、注意しながら歌い込んでいきたいと思います。次の公演は、今年10月に予定しているそうです。日程が決まったら、選曲に入ります。やはり、私にはヴェルディのオペラは、まだまだ難しいので、また、モーツァルトから選曲しようかと思います。「音楽的にレベルアップ」というよりは、以前の声の調子にどのように戻せるのか?というのが大きな課題ですね。次の公演にもアンサンブル曲で出演出来るように、さらに自主練習を重ねようと思います。