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テーマ:着物がダイスキ♪(2100)
カテゴリ:着物☆着付♪
今日は お太鼓の柄合わせの注意点をいくつかお伝えいたしますね(^^) 今日の商品画像は「全てがおすすめ品」ではありませんので、ご注意くださいね。 「これはちょっと・・・」という商品も載せています。 違いをお伝えしたいので、分かりやすいものを選びました。 探しているうちに私好みの帯まで出てきて、ちょっと脱線・・・(^^;) しばし見とれたりもしましたぁ~(*^^*)! ふふふっ♪ 帯のお買い物で失敗をした経験はありますか? 例えば・・・。 ◎ポイント柄で前の柄とお太鼓の柄の間の長さが短い為、上手く柄を出せない・・・。 ◎お太鼓の柄を上手に出せない・・・。(帯の結び目から遊びの長さが短い為) ◎全通(または六通)で特に柄合わせは必要ないのに、帯が短くて上手に結べない・・・。 ◎六通柄なので 柄合わせは必要ないと思ったのに、合わせないと可笑しい・・・。 ◎柄合わせをするとお太鼓の中に入る部分が長ずぎる(または短すぎる) などなど・・・。 特価品!や値引商品!は要注意です。 何かの理由がない限りお安くならないはずですよね。 その理由をちゃんと理解したうえでお買い求めくださいね。 難もの でもお太鼓の中に傷や汚れが隠れてしまうものでしたら、問題はありませんね。 でも長さが短かったり、お太鼓の柄合わせが出来ないような帯でしたら、結局 締めることは出来ません。 無駄な買い物になってしまいますね。 以前 ポイント柄で上手く柄を出せない帯を買い求めてしまったことがあります。 仕方なく見えない部分に生地を足し、出しやすい長さにしました。 ちなみにこちらは特価品ではありませんでした・・・。 価格に関わらず、このようなことがあるのです。 また先日は呉服屋さんで、うさぎの可愛い洒落帯を勧められましたが、たれ先の柄が中途半端で、お太鼓の下線に隠れてしまうものでした。 おまけにお太鼓の部分に出る柄はどう考えてみても 良い柄がでない流れになっているのです(^^;) 30万くらいの商品です・・・。びっくりでしょう~! ですから、購入する側が賢くなりましょう。 ●ワンポイント柄 ワンポイント柄はその部分を出せば良いことですから簡単ですね(*^^*) しかし、前にもワンポイントの柄がある場合は(ほとんどそうですね)、前の柄からお太鼓の柄までの長さに注意しましょう。 短いと上手く出せません。お太鼓枕を乗せる時に苦労します。 ●柄合わせが必要でないもの ●柄合わせの必要なもの 亀甲(緑色の帯)柄は、柄合わせをしていますが、それ以外のものは柄がずれています。 また お太鼓の形になっていないので雰囲気が分かりませんね。 ◎柄の位置も合わせていますね。 お太鼓の中に入る部分(上に上げる長さ)も分かりますね。 また 前の部分の柄も、九寸の巻き状態で載せてあります。 写真から、関西・関東の巻き方の違いもご自分で判断できますね。 素晴らしい!(都の帯です♪) ◎画像だけでは判断しにくい帯 こちらも柄合わせが必要な帯です。 出し方によって、矢絣の濃い色が長くなってしまいますね。。 ◎遊び心があるので 個人的には大好きですが、たれ先の柄が分からないですね。 また 前の柄も、関西巻・関東巻の違いでどちらの柄が出るのかが分からないですね。 ◎細かい柄でも柄合わせが必要な帯 一見しただけでは、柄合わせは必要ないように思えますでしょう。 でも! これらの帯も柄合わせは必要なのです。 帯も着物も、全体に流れがありますね。その流れで柄を合わせているのです。 ですからそれぞれに綺麗に柄を出すことで、全体のバランスが取れるのです。 呉服店で帯を勧められた時に、店員さんの帯の柄合わせをチェックしてみてください(^^) お太鼓に出る柄を合わせて出してくださる店員さんは知識のある方ですね。 適当に雰囲気だけを合わせる方は、着る方の心は分かっていらっしゃらない方ですね(失礼!) 帯も様々です。着る方の立場で考え 織ってくださるところもありますが、そうでないところもあります。 お店に並ぶと判らないのが普通ですね。 ですから、勧められるがままに購入するのではなく、ご自分でチェックポイントを持ち、全てクリアーしたら購入する♪位の気持ちでいらした方が後悔はしません。 これを全てクリアーした帯がたとえ高価な帯でも気に入った帯は締める回数が多くなります。 結果としていい買物になるのです(*^^*) 合わせるお着物がたとえシルック(洗える着物)でも、帯次第で正絹に思えてしまうほどなんです。 しっかりご自分で判断できるように沢山の商品に触れてくださいね(^^)! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月30日 10時19分13秒
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