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カテゴリ:着物☆着付♪
今日は、半巾帯の基本的な結び方 です(^^)
浴衣を綺麗に着ることが出来ましでしょうか? この状態を保つのが帯びですね。 しっかり帯を締めて、着崩れないようにしましょう(*^^*) きっと、「え~! 基本的な結びって、蝶々結びやお文庫でしょう。知っているわ♪」って思われていますでしょう(^^)! 確かに面白くない結び方かもしれませんが、基本は大切です。 アレンジは 基本を知らないとだらしなく見えてしまいます。 人の目には、アレンジしたつもりでも崩れているようにしか見えません(^^;) これでは悲しいですよね。 せっかくですもの。 ちゃんとアレンジしたように見てもらえる帯結びの為に、基本をしっかり覚えましょう。 蝶々結び いろんな呼び方がありますね。 「蝶々」でしたり、「リボン」でしたり・・・。 ポイントのところに「」とつけました。ちょっと気にしてみてくださいませ。 ●結び方● ・手先を二つ折りにし、帯巾の3倍くらいの位置を決めます。 ・その位置が体の中心にくるようにします。 ・帯板を先につける方(ゴムベルト付の帯板)は、帯板の中心にクリップで留めておきます。 ・留める時は、帯巾の半分に折った状態です。 ・胴をひと巻きし、しっかり締めます。 ・もうひと巻きして、さらに締めます。 ・結ぶところで、巻いてきた帯が半分になるように折ります。 脇から折り上げる感じですと、綺麗ですね。 ・手先が上になるように結びます。 ・結びましたら、結び目を立てます。← <結び目を立てるとは> 結ぶ時は左右に締めると思います。 左右に締めたものを、ゆるまないようにする為、そのまま上下の位置にします。 手先は上に、たれ先は下に しますと、ゆるみませんね(^^) ・結び目を立てましたら、脇をクリップ(洗濯バサミ)で留めておきます。 結んだところがゆるまないようにする為。← ・手先が邪魔にならないように、上にあげてクリップ等で留めておきます。 落ちてくると、綺麗に形を作りにくくなります。 手先は、二つ折りでも三つ折でも構いませんので、綺麗に折った状態で上げておきます。 ・たれ先で、背巾を測ります。おおよそで一度やってみましょう。 これは蝶々に羽根の大きさになります。 蝶々の大きさの調整は、次回につなげましょう。 解く時に、チェックすると良いですね♪ ・大きさが決まったら、伊達巻状に クルクルと巻いていきます。 ・結び目近くになりましたら、結び目がゆるまないように 調整しながら位置決めをします。 <ポイント> たれ先の流れの通りに最後の位置を決めるとゆるみます。 たれ先の流れと反対の位置に決めるとゆるみません。 <例:帯を「左脇→右脇」に巻く場合> 右脇にクリップが止まっています。 結び目のたれが左側に行かないように、クリップ側に折り倒せるよう調整します。← ・伊達巻状にした蝶々部分をきれいに整えます。 帯の端が綺麗にそろうと良いですね! ・中心を「ふたつ山ひだ」を作ります。 中心部分が「谷」その脇に「山」がふたつ ある状態。 お好みや、帯巾によっては、「みつ山」やひだを沢山とってもいいですね。 ・ひだを作りましたら、結び目の上に蝶々部分を載せます。← 結び目に乗せないと、後に背から離れて崩れます。 ・結び目の上に乗せましたら 手先を下ろし、結び目に一度通します。 通しましたら、一締めします。 <ポイント> 締める時、結び目の上に乗せた位置がずれないようにします。← どうしても、締めることに一生懸命で、位置が下がってしまっていることに気付きません。 下がってしまうということは、背から離れてしまうということです。 注意しましょう! ・形を整えて、もう一度通し締めます。 この時も蝶々の位置がずれないように押さえながら締めます。← ・手先の余りが上に出ていますね。この余りを帯の中に入れます。 入れる場所は。帯板と帯の間です。 帯板をしていない方は、浴衣と帯の間です。 ・入れましたら、帯の下から引き出します。 蝶々の中心を押さえて、形を崩さないようにしっかり引き出します。← ・下に引き出した手先は、帯の下線から折り返し 帯の中に入れ込みます。 長い時には綺麗に折りたたみましょう。 ・蝶々の形を整え、後ろに回します。 体の中心にくるように気をるけましょう(^^) ●お文庫結びの結び方● ・上記の結び方の蝶々の羽根の大きさを、少し大きめにします。 ・仕上がってから、羽根を下にさげて形を整えます。 *****・・・・・*****・・・・・*****・・・・・*****・・・・・*****・・・・・***** 蝶の羽根を作る時、伊達巻状にせず、屏風たたみにしますと蝶の羽根が増えて可愛らしくなります。 屏風たたみの時に羽根の大きさを変えても変化がでますね。 形を作るのは、仕上げの時ですので、それまで 羽根は重なったままです。 ずらしながら お好みで形を整えて楽しんでくださいね! 帯結びは簡単ですが、背から離れないように結びあげることが難しいですね。 背から離れないようにする為にはどうしたら良いのかを考えながら進めると、仕上がりがとても綺麗です。 帯の種類によっては、背から離れやすいものもあります。 そのような時は、小さくたたんだ おしぼりタオルを結び目の下に入れるとしっかりと落ち着きます。 それでもダメな場合には、下記の着付小物を利用するのも良いですね。 一人で簡単帯結び(半幅帯用:サザメ) 結び目の上に乗せるときの、注意点が難しいかもしれません。 この説明では理解しにくいと思いますm(__)m 結び目がゆるまないようにするための注意点です。 何度か練習してみてくださいませ。 感覚で解ってくると思います。 写真を撮る時間がなくてゴメンナサイ。 後にこの写真は撮る予定でいます。 その時にはまたお知らせをしますね。 では、次回は変化結びです。 小春日和(和小物・着物・着付) 浴衣 小春日和(和小物・着物・着付) 着物ヘアー
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最終更新日
2006年07月21日 17時23分59秒
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