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テーマ:着物がダイスキ♪(1678)
カテゴリ:振袖の着付ポイント
お正月ですが、成人式の着付はもうすぐ。
着付師には落ち着かないお正月ですね。 成人式は「1月15日」でいいものを・・・!と、今年のように成人の日が早い年には必ず思ってしまいます ![]() ねっ。そう思いますでしょう。 さて、今日は振袖の着物の着付です。 お正月番組で美しいアナウンサー方のお着物姿を多く拝見する中、どうしても気になるのが半衿です。 左右同じように出ていなかったり、半衿が隠れてしまっている衿元・・・。 せっかくの晴れ姿なのに・・・と思ってしまいます。 半衿の隠れてしまいやすいのは右側(下前側)です。 何故でしょう? 理由のひとつにコーリンベルトが関係しているように思います。 コーリンベルトのベルトの長さが短すぎること。 これは長すぎても短すぎてもダメなんですね・・・。 丁度良い張りがあってこそ、美しさを保てるのです。 下前の衿を合わせて金具で留めますね。 次に上前の衿を決める時、「つい」ベルトを引きすぎてしまうと、下前の衿が詰まってしまいます。 途中気付いて直してみるものの、引っ張られている訳ですから、やはりに元に戻ってしまうのです。 そして、大体が下前の衿合わせの時は、合わせすぎていることが多いですね。 ですからやはり詰まるのです。 もちろん先日書きました補整の影響もあります。 コーリンベルトを使用する時は、ベルトの長さに気をつけることが大切です。 私の基準としている長さは、お客様の肩幅です。 体形によって、ふくよかな方にはもう少し長くしています。 またベルトのゴムの伸びによっても変わってきますね。 何年も使用しているゴムですと、すぐにビヨ~ンと伸びますし、伸びの悪いベルトもあります。 伸びの悪い時には少し長く取っておきます。 左右の金具をつけてきついと感じたら、すぐに後ろに回り、長さを調整します。 せっかく着付小物の中に入っているコーリンベルトを上手に活用しなければ、かえって使用しないほうが美しく整えられますものね。 時間が経っても美しい衿元が持続するように、気をつけたいですね。 そしてもうひとつ。 金具を留める位置があまりにも上過ぎると、やはり詰まってしまいます。 それは引っ張られて、コーリンベルトが一番楽な位置に戻ろうとするからです。 位置も大切ですので、今一度確認してみると良いですね ![]() まだ書きたいことが沢山あるのですが、日にちが間にあうか・・・ちょっと心配になってきました。 日に2回書くかもしれませんので、よかったらチェックしてみてくださいませね ![]() ![]() ![]() *・*・*・*・*・*・*・* 「振袖の着付」で綴っていますが、他の着物の着付にも同じことが言えます。 着付の基本は一緒なのですね。 その時のポイントとしてお役立て頂ければ・・・嬉しいです ![]() 気になることやご質問がござしましたら、いつでもお書きくださいませ。 こちらに書くのは恥ずかしいという方はメールでも構いませんので、いつでもどうぞ ![]() 多くの方よりメールも頂戴しておりますので、お気になさらずどんなことでもお送りくださいませ。 24時間以内にお返事が届かない場合、何らかのエラーが考えられます。 その場合、お手数ですが再度お送りくださいませ。 私の都合ですぐにお返事できない場合でも、必ずその旨のお返事を24時間以内に一度お出ししています。 その後改めてお返事させて頂いております。 心よりお待ちしております ![]() ![]() ![]() *・*・*・*・*・*・*・* ![]() ![]() ![]() ![]() 毎日、多くの皆様にご覧頂きまして、大変嬉しく思っています。 いつも皆様に温かく支えて頂いて、心から感謝しております。 本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2007年01月02日 13時26分12秒
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