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テーマ:着物がダイスキ♪(1676)
カテゴリ:浴衣の着付ポイント
14日の日記に書きました後ろの調整の続きです。
この処理をお勧めする理由を書きますね。 皆さんは浴衣を着ていて、着崩れを起こした時に手を加えますね。 多少なりとも着付ができれば、どこをどのように直したらいいのかの見当がつくと思います。 自分で着付をしたことのない方からすると、それはとても女性らしく素敵に思えることでしょうね。 腰紐さえきちっと締めていれば、裾が落ちてくることはありませんね。 着崩れを直す時の個所として、おはしょり、背中や胸のもたつきは結構目立ちますね。 伊達締めや帯がゆるんでくると、衿元も気になりますが、外に出てしまったら伊達締め等は直すことはできません。 出先では、少しでも美しく見えるよう整えるコツをつかんでおくといいですね ![]() 身丈の調整で、なぜ内側を上げる方法をオススメしたかと言いますと、腰紐より上のもたつきが生じた場合、おはしょりのところを持って引き下げることで解消します。 表側のおはしょりを上げた方法ですと、もたつきが生じた時引き下げられません。 引き下げると、上げたおはしょり分が下がってくるだけになってしまいますね。 これでは着崩れを直すどころか、余計に崩れさせてしまいます。 せっかくご自分でお召しになった浴衣ですから、多少崩れてもご自分でちゃんと直したいですね。 直せなくては悲しすぎます…。 表側のおはしょりをつまむ感じで、引き下げてみてください。 背中や胸のもたつき(たるみ)がなくなり、ビッシッと決まります ![]() 表側だけを引くようにするのがポイントです。 おはしょり全体を引き下げてしまいますと、おはしょりが長くなってしまいます。 その辺の加減も気にしながら行ってみてくださいね。 そして、引き下げたらシワも気になると思います。 シワが出るようでしたら両脇へ寄せて、タックを取るように整えましょう。 見た目がスッキリ、おはしょりも決まり、背中や胸のもたつきもなくなり、着付け上った状態になります ![]() 周りの方にもそのような方がいましたら、同じように整えて差し上げてくださいね。 きっと喜ばれます。 引きすぎないように、慎重にして差し上げてくださいね。 着付けをどのようにしたかによっては、着崩れてしまいますので、くれぐれも「余計なお世話」にならないよう気をつけたいですね。 振袖や一般的な着物の時には、外側のおはしょりを上げて身丈の調整をすることが多いです。 私が着付に伺う時は、ほとんどがそうです。 やわらかものの場合滑りますので、しっかりと処理をしなくてはいけません。 途中で着崩れないように…ということですね。 前にも書きましたが、浴衣はすべりません。 すべらないからこそ、出来るということです。 着付けの仕方を、素材や目的によって変えることで「便利」になるのです。 慣れないからこそ着崩れしやすい浴衣でも、着崩れを直すポイントをつかんでおくことで、外出先でも不安にならずに済みます。 自信を持ってふるまえますね。 次回は浴衣の衿についてです ![]() 浴衣美人の方が増えますように…。 ![]() ![]() ※ 私のサイトです。着付ポイントをまとめていますのでよかったらご覧ください。 ![]() ![]() ![]() ![]() 毎日、多くの皆様にご覧頂きまして、大変嬉しく思っています。 いつも皆様に温かく支えて頂いて、心から感謝しております。 本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
最終更新日
2007年07月16日 18時25分16秒
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