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テーマ:モチベーション向上(429)
カテゴリ:メンタルの話し
「もっと知りたいと思うだろう!?」あれは、私が営業職に転職をして6ヶ月前後の頃の話しだったと思います。契約に向けて案件があるかと問われ、担当しているお客様の状況、要望等を報告していた時の事でした。 上司:このお客様の予算は? 私:無理したくないからと、●●万円以内でと言われています。 上司:今の収入はいくらで、家賃はいくら支払ってるか聞いた? 私:聞いていません。 上司:このお客様にどんな物件を紹介するつもりなの? 私:お客様の希望する●●万円以下の物件を探してご紹介するつもりです。 上司:はぁ?そんな営業してて買ってもらえるわけないだろう!怒!この後、めちゃくちゃ怒られました。 当時、私は、とにかく契約が欲しい!という思いから、お客様の希望条件を聞き、言われた条件の物件を探していました。 ところが、言われた条件と合っていても、買っていただけない。気に入っていただけないということが多くありました。 この時、上司から言われた一言が、「営業として、もっとスケベになれ!」という、ちょっと最低に聞こえる言葉でした。 「営業として、もっとスケベになれ!」上司:好きな異性の事は、あれこれと知りたくなるだろう?そして好きな相手に振り向いてもらうため、喜んでもらうために、頼まれてもいないことをあれこれとやるんだろう? 目の前の相手の事を好きな相手だと思って、言われたことだけじゃなくて、直接関係ないと思えることでも、もっと知りたいと思うくらいにやれ! 怒られている最中の話しなので、言葉はもっと激しい感じでしたけど、振り返ると、この言葉を聞いてから営業という仕事を楽しく感じ始めたような気がします。 「今までの好きは、本当に相手を好きだったのか?」好きな人、好きなこと、好きなもの。「好き」というからには、もっと知りたいと思うものでしょう。 これも上司から言われた言葉です。 「もっと好きになれよ!」と言われて好きになるものでもないんですが、興味や関心を持つには、対象となる人、モノ、事柄に心を向ける必要があるなと思います。 「好き」という感情を持って心を向けるのと、確かに似ているなとも思いました。 逆に言うと、「好き」という感情はなくても、「好き」という行動は作れるということ! もしかしたら、優秀な人は、上手に自分を「好き」という行動でコントロールしているのかもしれませんね。 うまくまとまりませんでした。 この言葉をくれた上司は、とても怖い上司でしたが、とても人情味のある上司でした。 営業として、人としてということを多く教わった人で、ご紹介したいエピソードは、まだまだあります。 機会があれば、違うエピソードもご紹介したいと思います。 では、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月02日 15時46分29秒
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