■京都３歳児虐待・餓死？！
昨年も　そうでしたが　なぜかこの時期って　ココロ痛いニュースが多いですね。
今度は　３歳の子どもの虐待死。
物が溢れる　この時代で　餓死ですよ...。餓死。

これは　いくつかの虐待の中で言うと
最低限の衣食住を与えなくなる　「身体的放置」　という類になります。
親が子どもを育てるのが嫌になった場合　に多く見られる虐待です。

◎ 参考ブログ ◎
【　オレンジリボン　】
【　子どものＳＯＳと親のメンタルケア　】

今回の餓死した３歳の男の子は　小型犬ほどの体重（７ｋｇ）しかなかたって言いますね。
近所の人も　「泣き声が聞こえない日の方が少なかった」　と言って　多くの人が
児童相談所や民生委員に連絡をしていたと言いますが　連絡をする周りの人だって
「勘違いじゃないだろうか？」　「連絡しても大丈夫だろうか？」
と　不安な上　勇気がいるものなのに　報告を受けた相談所は　自分の足で確認にも行かなかったんですってね。

（ そういう対応は　どうなのかしらっ？！ ）　と　わたしは　思いました。(・へ・)

自分の目で確かめもせず　虐待の事実は見えなかったと…
それでは　近所の報告は　最悪の事態になるまで　何の役にも立たないじゃ～ないですかっ。

餓死した子どもの父親までも　「食べさせなくていい。」　と言っていたそうです。
そして　この夫婦は　再婚同士だったとも。
しかし、再婚だろうがなんだろうが　そういうと世間が
「実の子どもじゃ～ないから仕方ないなぁ」　と　納得させられてしまうのも善くないっ。

はじめは　６歳の姉が　近所の人の通報で施設へ預けられたそうですが
ベランダから
「お腹すいたょぅ～パン買ってきて...」
って　助けを求めていたって言うじゃありませんか。

どんな気持ちで叫んでいたのでしょうね...。

子どもってね、親にどんなに虐められて叩かれても　親がいつか自分を可愛がってくれるって
思うんですよ。友だちや周りの大人に言わないのも　はじめは　そう思っているから…。
そのうち、話をすると　今まで以上に　痛い思いをするから　誰にも家のことを話さなくなるんです。いつか自分を可愛がってくれるから…。健気ですよね。
ギュ～って抱きしめてあげたくなりますょね。

小さなカラダで　抱えきれない苦しい思いを胸に詰め込んで…。

子どもの方が　親を許せる気持ちが大きいんですよ。

次の朝は　ケロッとしてね、子ども心に
「昨日のママは怒っていたけど　今日は　きっと優しくしてくれる」
って　思っているんですよ。
子どもだからね、その期待度は　大きいんです。
でも　また　暴力や虐めを受けると　どんどん、どんどん　傷が深くなるの。

６歳っていったら　恥ずかしいという気持ちが　芽生えていても　おかしくないでしょ？
（ ウチの４歳の末娘だって人前で着替えるのに恥ずかしいって言いますもの ）
その恥ずかしさを知っている６歳の女の子がベランダから　身を乗り出して　通る人に
どんな思いで　食べ物をくれと言ったのでしょう…。

最近、息子や娘が　学校から　子どもＳＯＳの連絡先が書かれたカードを持って帰ってきましたが、３歳や６歳の子どもでは　困ったときに　そういう連絡先があることなんて解りませんね..。

幼い子どもは　誰が助けてあげるのでしょう？

わたしは　虐待を見つけたら　通報することも大切だろうとは思いますが…

子どもの母親や父親の精神的なトラブルを事前に見つけていくことが　少しでも虐待を軽減する“先回り”では　ないかと思うのです。
いま　この瞬間にも　子どもに対する感情を　コントロールできないで困っている親もいます。
人には言えない苦痛を抱えていたり、トラブルを抱えていたりする親もいます。
「どうして自分だけが辛い思いをしているの！」　と言うような　自分でも　どうする事もできない感情が　イチ番近くにいる子どもに向けられてしまうのです。
自分のやっていることが変かもしれない…虐待になってしまうのでは？と悩んでいる親も多いと思うのです。
まずは　そういう親たちが相談できる場所を作ったり　そういう場所が身近にあると言うことを
もっと　多く　宣伝する方が　いいのかなぁと感じています。

今回　亡くなった子どものご冥福をお祈りするとともに
悲しい思いや苦しい思いをする　子どもが　一人でも多く救われることを
はるはなは　ココロから願っています。


･:*:.｡☆ﾟ´今日も　最後まで　読んでくれて　ありがとう～ ´ﾟ☆｡.:*:･　

励みになります(*^_^*)　　>> 人気blogランキング へ