二つの意見を送信~都ファ都議団と、沖縄県へ~
今朝、どうしても黙っていられず、主権者として、ネット上で二つの意見を送信しました。 一件は、都民ファースト都議団(以下、「都ファ」と略)へ。 もう一件は、沖縄県土木建築部海岸防災課です。 それぞれの私の意見を、関連のリンクと共に掲載します。都ファ都議団が立案したコロナ対策特別条例案(リンク)東京都新型コロナウイルス感染症対策強化に関する特別措置条例(案)に対する意見募集 上記記事の中に、「意見募集」のリンクが有ります。クリックすると、投稿フォームが開きます。 この意見募集は、都ファが立案したコロナ対策の条例案に対するものです。 条例案の中身はリンクの中の資料を読んで頂くとして、私は、この案は余りにも問題が多いと思い、反対の立場から意見を送りました。 投稿フォームに記載した意見の内、自由記述の部分を掲載します。====私の意見、ここから==== 都知事への罰則規定は無く、都知事の義務の多くが努力規定にとどまっている。自宅療養者や事業者への所得・収入補償といった、都の財政上の措置も規定されていない。一方で、個人・事業者への過料処分が規定されているのは不公平。過料が一律に「5万円」とされていることも根拠が見出せない。 14条の罰則の項目で、「正当な理由がなくて」とあるが、「正当な理由」であるかどうか、誰がどのような基準で判断するのか。根拠が曖昧。処罰する側にとって非常に幅の広い裁量権を認める事になりはしないか。 最大の問題点は、「感染させた」ことを証明する合理的な方法が未記載であること。そもそも、そのようなことは証明できるものではないと思う。又、仮に「感染させた」ことが証明できたとしても、特定の個人を狙って意図的に感染させたものではない筈だから、「故意」でないことに罰則・過料処分を科すのは行き過ぎ。 総じて、この条例案は、営業の自由や個人の権利を不当に抑圧する、或いはその可能性が高いものであり、都議会に提出すべきではない。====意見、ここまで====沖縄県土木建築部海岸防災課への意見 もう一件が、「普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立変更承認申請」に関しての意見です。 長ったらしい名前です(笑)。 流れを書くと、①「沖縄県名護市辺野古沖に建設中の普天間飛行場代替施設に関して、工事方法を変更する必要が生じたので、その変更を認めて欲しい」と、防衛省(沖縄防衛局)が沖縄県に申請してきた。②沖縄県知事が申請を承認するかどうか判断するに当たって、利害関係者の意見を募集している。 ということです。 ここで言う「利害関係者」は、地権者や地元住民に限定されていないので、「日本の国民である」「納税者である」でも構いません。(リンク)普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立変更承認申請書の縦覧について 私は、辺野古沖の新基地建設には反対なので、沖縄県の玉城知事を後押しする意味で、下記の意見をワードに記載し、添付ファイルで送りました。====私の意見、ここから====●埋立地用途変更(普天間飛行場代替施設建設事業)に係る利害関係人の意見書利害関係の内容:日本国民であり、日本の国土の自然環境の保全は私にも関係がある。 工事に使われる予算は、私の払った税金でもある。 政府の政策決定の在り方は、この国の主権者の一人として認め難い。意見:環境を守り、税金を無駄遣いしない為にも、建設事業そのものを中止すべき。 国全体の問題である安全保障に関連する設備の負担を、特定の地域にばかり集中させる手法は、「(地域・個人が対等の)民主主義」「負担の公平性」と言った観点から、許されないと考える。====ここまで==== 選挙以外にも、この国の主権者として、意思を表示する手段や方法は様々あります(ふるさと納税で応援するのも、その一つ)。 選挙も含めた出来るだけ多くの手段を、主権者個々人が、リソースの投入に無理のない範囲で組み合わせて用いることが、民主主義を維持・発展させていく為には不可欠だと思います。春橋哲史(ツイッターアカウント:haruhasiSF)