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元SF小説家・春橋哲史のブログ(フクイチ核災害は継続中)

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久し振りに、原発・フクイチ以外の記事です。

 今朝、参議院法務委員会の理事宛に「テロ等準備罪」新設を骨子とする組織犯罪処罰法の改正案に反対である旨の意見をFAX送信しました。

参議院法務委員名簿(参議院のWebサイト)

 委員全員に送るべきですが、私個人が多忙の為、委員長と理事に絞りました。
 FAX番号はネットで拡散されている情報を元にクロスチェックしましたが、佐々木さやか議員の事務所宛てには届きませんでした。「相手先番号確認」と表示されたので、番号が変えられた可能性があります。

 委員長・理事の氏名・所属政党・選挙区・議員会館のFAX番号は以下の通り。所属政党は略称です。各議員のWebサイトにもリンクを貼りました。

委員長:秋野 公造(あきの こうぞう/公明/比例/03-6551-0711)
理事:西田 昌司(にしだ しょうじ/自民/京都府/03-3502-8897)
同:山下 雄平(やました ゆうへい/自民/佐賀県/03-6551-0916)
同:佐々木 さやか(ささき さやか/公明/神奈川県/未着の為、掲載控える)
同:真山 勇一(まやま ゆういち/民進/神奈川県/03-6551-0320)

 神奈川県選出の議員が2人も含まれているのが、個人的には複雑な思いです。それは横に置いておいて、私が送信した意見を、個人情報を省いた上で掲載します。

====真山議員の事務所宛て====

 お早うございます。この度は、この国の主権者の一人として、意見を送らせて頂きます。

 ここ数日の報道等によると、「テロ等準備罪」の新設を中心とする組織犯罪処罰法の改正案が、今週中にも、参議院の委員会・本会議で採決される可能性が高まっているとの事です。

 私は、この改正案の内容には反対です。 
 民進党、及び真山議員が反対のお立場であることは承知しています。
 万が一、成立したとしても、廃止法案を提出する方法も有ります。

 最後まで徹頭徹尾、反対を貫いて下さい。
====ここまで=====

====秋野委員長と、真山議員以外の事務所宛てに送った意見====

 お早うございます。この度は、この国の主権者の一人として、意見を送らせて頂きます。

 ここ数日の報道等によると、「テロ等準備罪」の新設を中心とする組織犯罪処罰法の改正案が、今週中にも、参議院の委員会・本会議で採決される可能性が高まっているとの事です。

 私は、この改正案の内容には反対です。採決そのものを止めるか、党として反対して下さい。

 私が、本改正案に反対する理由は以下の通りです。

 1.本改正案に於いて新設される「テロ等準備罪」は、計画段階での逮捕・処罰を可能とし、犯罪の実施を防止する為のものとされているが、現行の法体系でも「凶器準備集合罪」「内乱予備罪・集合罪」等があり、「実行前」に取り締まることは可能であること。

 2.実行前の計画や準備を捜査当局が把握する為には「個々人の行動や通信記録を詳細に把握し、追跡する必要がある」との名目で、実質的な検閲を含む通信の秘密を侵害する、憲法違反の捜査が導入される可能性がある。捜査当局による広範な監視が行われる社会になりかねない。

 3.「真に実行するつもりで計画した」のか、そうでないのか、区別は困難と思われる。例え冗談でも、会話や通信の内容が逮捕・有罪の理由とされる可能性が否定できず、人権侵害に繋がりかねない。例え無罪・不起訴に終わったとしても、拘束されるだけで、一市民としての生活・仕事は破壊され、取り返しがつかなくなる可能性がある。

  本改正案に反対する直接の理由は以上ですが、私は、第二次内閣発足以来の安倍首相と与党を見ていて、この国の行方に不吉な予感を禁じ得ません。

 1933年にドイツで首相に就任したアドルフ・ヒトラーは、「無制限の執行権」「無制限の立法権」「議会と政府の分離」の三点を実現して独裁権力を確立し、ワイマール共和国とも呼ばれていたドイツを第三帝国に変貌させました。

 第二次安倍内閣発足以後の安倍首相と自民党も、ゆっくりと、同じ道を歩んではいませんか? 独裁体制を確立できる「三つの条件」を整えようとしているのではありませんか? 第三帝国では、ナチス党(国家社会主義社会主義労働者)すら無力化され、全ての権力・権限はヒトラー総統に集中しました。

 このままでは、自民党・公明党という与党ですら、ナチ党のように無力化されるのではありませんか? その恐れは絶対に無いと言えるのでしょうか? 

 国権の最高機関は国会です。内閣も党も、国会を超越出来ません。党議拘束や内閣の方針に関わりなく、国権の最高機関たる国会に籍を置く、「主権者・国民の代表」として考え・行動して頂くようにお願い致します。

  尚、この意見は私個人のものであり、他の如何なる個人・組織とも関係の無い事をお断りしておきます。

====ここまで====

 お気づきの方もおられるかも知れませんが、先月、田中和徳衆議院議員に送った意見を元にしました。
5月のブログ記事はこちら

 学習会の資料作りや、各種の情報収集で多忙であるのに加えて、この「共謀罪」です。勘弁して欲しいです。時間が幾らあっても、身体が幾つあっても足りません。

 共謀罪・憲法・民主主義について言いたい事・書きたい事は様々ありますが、ここでは、意見を送信したという紹介に留めます。

春橋哲史(ツイッターアカウント:haruhasiSF) 

※6/14 文章の一部を修正






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Last updated  2017.06.14 20:05:22
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