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カテゴリ:その他いろいろ♪
電車。
独身の頃や 子どもがいなかった頃、 電車は単なる移動手段にしか過ぎず、 乗車した途端、すぐカバンから文庫を出して 着くまでず~っと読んでいた、私。 でも、この頃は違います。 電車に乗る時は 出来る限り 一番先頭の車両を選び、 窓ガラスにべったりくっついて 運転手さんと同じ目線で 外の景色を楽しむようになりました。 もちろんそれは、電車好きのカイが喜ぶから。 一番良い席を(運転席の後ろ)取れた時などは、 普段“抱っこ抱っこ”と甘える彼が 30分間立ち通しで外を眺め続けるほど。 それくらい、 子ども(男の子に多いかな)にとって、電車の走る様は魅力的なようです。 走っている間も、 “あ!トンネルだ!” “あ!踏み切りだ!” “あ!駅だ!” と、喋りながら夢中になっているので ついつい私も最初から最後まで一緒に眺めてしまいます。 カイがいなかったら、こんな新鮮な気持ちで電車に乗ることなど まず無かっただろうなぁ。 私たちが電車に乗る時は、どちらかといえば 最後尾車両よりも先頭車両。 最後尾車両もそれなりに味があると思うのですが、 一番の違いは、 運転手さんは 窓の方(前方)を向いているけれど 車掌さんは お客さんの方(前方)を向いている・・ということ。 先日、最後尾車両に乗った時 外が見られる!と喜んで身を乗り出したカイ、 目の前に立ちはだかって場内アナウンスをする 体の大きい車掌さんにかなりビビっていました・・。(^_^;) 特急電車は便利で速いけれど、 ギスギスした混み具合、車内の空気。 子連れの私たちには、乗るだけでもとても大変。 ゆっくり走るけど、乗客がなんとなくのんびりしていて 座席も比較的空いている各駅停車に 新しい魅力を感じつつある 今日この頃です。 ・・・人間的にも、各駅電車のようになりたいものです。 テレビ『忘文』にて・・ 毎週日曜の早朝、放映されている『忘文』という番組。 そこで紹介されていた絵本なのですが、 とてもジーン・・と胸に染みたので さっそく取り寄せることにしました。 良い絵本だと思うので、ここに紹介します。 わすれられないおくりもの 『わすれられない おくりもの』 年をとったアナグマが 冬の来る前のある朝 死にました。 アナグマは物知りで賢く、森の動物たちから敬愛されていました。 みんなはしばらく、アナグマを失った悲しみに沈んでいましたが それぞれのアナグマとの思い出を語り合ううちに ふと気付いたのです。 アナグマが生前、宝物になるような知恵や工夫を 森のみんなに残していってくれたことに。 春が来る頃には アナグマのことはいつのまにか楽しい思い出にと変わっていったのでした。 死を真正面から扱った、 子どもの絵本とは思えない 深い内容です。 テレビで聞きながら、思わず涙がホロリ・・としてしまったほど。 こういった良い絵本は、借りるのではなく 買って身近に置いておく方が良い気がしました。 (いつもは 出来るだけ図書館派 の私ですが・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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