先日購入した椰子殻チップの「ベラボン」Lサイズです。
この商品は2度目の購入になるのですが、購入の目的は防寒対策と用土の乾燥防止。
鉢植えの覆土としてバークチップと同じ使い方。
写真は少し見づらいですが、
左:袋から取り出して乾燥している状態の時
右:半日程、水に漬けて戻したもの
商品説明では「水を含むと1.5倍に膨張」とありますが、私にはチップ1つ1つの大きさはあまりその膨張感を感じませんでしたが、水に漬けて戻すと、チップ同士がほぐれて、容量は少しだけ増えても見えるような...。
この膨張する感覚はチップの大きさによるものなのかな?
まぁ、膨張感はともかく、私はこの商品が気に入っています。
そして、今年も鉢植えの防寒、霜よけとして利用。
以前はバークチップを使っていて、その代用でもあったのですが、今の立場は逆転してベラボンが主体になっています。
何と言っても、冬の防寒と、夏の灌水の発散防止にはバークチップよりベラボンの方がいいように思う。
とくに真夏の鉢植えの用土も、熱くなり過ぎず、適度な保水。そして十分な通気性。
ただネックは同じヤシ殻チップでも「ベラボン」ってちょっと価格が高いんですよね...。
だから最初は「膨張する」っていう事に大きな期待があったのですけど...。
国華園からもLサイズの椰子殻チップが出てますけど、これどうなんでしょう...?
ベラボン1袋で10号鉢3つ分くらいの量はあるんだけど、もう少し量が欲しいなぁ...。
ベラボンは製法やら特許やら、その品質の良さをうたっているけど、余程の粗悪品じゃないかぎり大丈夫のようにも思うけど。
| フジック あく抜きベラボン 4L
価格:522 円
ヤシの実は本来、水を吸わないものですが、そのスポンジ状繊維を独自に開発した特殊加工法(特許 第2071312号)により、それを可能にしました。
「ベラボン」は、天然ヤシの実のスポンジ状繊維を特殊加工によりチップ状にした園芸培養土です。
洋蘭などの鉢花用から切花・野菜などの床土用まで幅広い実績があり、園芸初心者から生産者まで親しまれております。 |
吸水・保水・排水性にすぐれています
ベラボンのチップは水を含むと1.5倍に膨張し、水をはくと収縮するという運動をくりかえすため、弾力に富み、吸水性、保水性、排水性に優れた理想的なコンポストです。
通気性に優れ、土壌の物理性が向上
ベラボンは吸湿量によって膨張と収縮をくり返すため、土壌空間こ動きがでて通気性を高め、土壌を膨軟に保つ働きがあります。
清潔で軽量
ベラボンは適度に乾燥しているために軽量で持ち運びが容易であり、ほぐれ易いので作業能率が上がります。
また、清潔で不快臭もなく、女性でも無理なく扱えます。
保温性が抜群
土壌の空隙率の向上により、地温保持に効果を発揮します。
夏場は土壌の乾燥を防ぎ地温の上昇を抑え、冬場は保温効果があります。
5年も腐りません
ヤシの実は亀の子タワシの原料としてご存知のようこジャンジャン水をかけても腐りません。
ベラボンも(炭素率162)3~5年腐りません。そのためベラボンの物理性が持続し、土が締まらず、沈下しません。
(イナワラの炭素率は30~50。約1~2年でとけてしまいます)
根にやさしい・環境にやさしい
ベラボンの緩衝性が根を傷めず、見事な根を育てます。
また、鉢物や養液栽培で使用後のベラボンは畑などにすきこんで再利用したり、燃えるゴミとして捨てられます。
ココピート・ココヤシピート等との違い
同じ原料を使用している物ですが、ココピートは、ココナッツ果実の殻から、繊維部分を取り除いた物から、作られているのに対して、ベラボンは、特殊製法により繊維部分も使用して、チップ状~おがくず状のサイズまで製造されています。
メリットとしては、繊維部分まで使用しているため、空気とともに、水をたくさん含み水不足の時には排水する給排水性に優れ、水を蓄えながらも根ぐされを防止します。
サイズ M は8ミリ角の大きさです。
【分析成績】
水 分 (H20) 13.76%
窒素全量 (N) 0.19%
燐酸全量 (P2O2) 0.22%
加里全量 (K2O) 2.03%
陽イオン交換容量(乾物換算値) 32.9me/100g
最大容水量 pH 6.2
炭素率 162
特許 第2071312号ヤシの実チップ「ベラボン」は「株式会社フジック」の特許製品です。 |
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(店舗:ガーデニングどっとコム) |