春子のお着物生活&英語多読生活

2009/05/29(金)14:34

ナショナルパークへの旅 (その6)

ナショナルパークへの旅(11)

ぐずぐず書いている旅行の日記です。この日記の続きです。(汗) 下書き保存ってできるって知ってから途中まで書いた日記がたまってしまっていることが多いです~。ぐずだわぁ。 では、旅の日記を! 前日に予約を入れておいた二つのレンジャーツアーに参加しました。 個人で入ることは禁止されているところです。 一人3ドルで全部で12ドル。日本の観光地を回っていたら考えられない安さです~。 最初のツアーは『クリフパレス』。 集合場所の見晴らしのいいところで待っていると下に私たちの前のツアーが遠くにみえます。 8人ほどのグループ。少人数でいいなぁ~って思っていたら... いっぱい子どもが集まってきました! 小学生のスクールツアーと一緒になってしまったらしい。 ちょっと驚いた顔をしている私たちに学校の先生らしい方が「もう4年生なので大丈夫、騒がないわ♪」と。 よく見ると先生ではなさそうな大人が何人も混ざっています。 子どもたちは20人くらい。もうちょっといたかしら? どうも父兄の方がいらしているようです。 こども3人に大人1人で担当しているらしいです。 先生だけじゃ目がとどきませんからねぇ。必要なことですね。 日本の遠足ってどうだったでしょ? 私は低学年の遠足のときは何人かお母さんが付いて来てくれていたように記憶していますが、同じ市で育った主人にはその記憶がないらしいから学校によって違ったのでしょうか? そんな元気な子どもたちと一緒にはしごを降り一列になって先を進むとクリフドウェラー(崖っぷちに住む人?)の住居がすぐそこです。   大人ばかりだとレンジャーさんの英語が難しいのです。(汗) 地学の用語などの英語は私にはさっぱりですしねぇ。 子どもたちが一緒なのは私にはラッキーでした。 「質問がある人!」の声に「イエス!」とほとんどみんなが手をあげます。 きっとみんな予習してきたんだ~。 でも、質問はかわいいもんです。 「昔の人たちは落っこちなかったの?」なんて。 「お墓から骨折した痕のある骸骨がでてきてるからね、落ちてたんだね。」 なんと、レンジャーさんが転がり落ちたことがあったそうで、 「彼は擦り傷くらいだったけど、やっと登ってきたときにはツアーはとっくに終わってしまっていたんだ~。(笑)」 いや~、笑ってる場合じゃないですけどね...。落ちないでねお兄さん。 これはキバと呼ばれるお祈りや祭事を行ったところです。一家にひとつあるようです。     古代の人たちが住んでいたときは屋根がついていて天井に空けられた穴からはしごで入ってきたようです。 この写真↑の四角い穴はベンチレーター。 ここからキバの中に新鮮な空気が入ってくるのです。 キバの中のついたてみたいなものにその空気があたって部屋中に新鮮な空気が回るってわけです。 二つ目のツアーは『バルコニーハウス』。 まぁこういう名前は白人がこの遺跡をみつけてから名づけたものです。 でも、ここからの眺めはとっても美しくて、こんなところにバルコニーがあったらいいなと思うようなところ。 でも、そのバルコニーにたどり着くにはなかなか大変! こんなハシゴを登らなければいけません!    20メートルほどあるそうです。 「こわそー」なんて言う子どもたちの声は聞こえるけれど、彼らはグッドクライマーです。 レンジャーさんも「私は子どもたちは心配していないわ~。問題があるとすれば大人よ!」 はい、私のことね...。と、もうひとりドイツ人のご夫婦の奥様。 私はガイドブックでハシゴのことは知っていたのですが、ドイツ人の奥さんはご存じなかったようです。 「マンマミーア!」(それは、イタリア語だよ!)と言いながらそわそわ。 でもね、ここは一方通行、「ここでやめます」とは言えないのです! この方がレンジャーさん。レンジャー‘ジョー’!女性ですよ。 (レンジャージョーってキャラクターがあるらしくて、ドラマの「フルハウス」なんかでよく耳にします。) この方の解説が面白おかしくて、子どもたちをひきつけます! もちろん、私も!    楽しいレンジャーさんですが、子どもたちがちょっとでも危ないことや入っちゃいけないところに入ったりするとビシッ!と厳しい。 みんないい子で、やんちゃそうな男の子もいるのですが、「ここは危ないところもあるから大人の言うことは聞くように。」といわれて来ているようでした。 大きな声でおしゃべりをしている子どもたちに“inside voice!”って。 もちろんここはインサイドではないですが声が大きすぎるよってことですね。 児童書でよく見かけるのですが、聞いたのは初めて。へ~、本当に言うんだなぁ。 ハシゴはもう一本あって、そっちは最初のより短いので楽勝~。 出口の近くでははって進まなくては通れないところもあります。     敵から守るために入り口を小さくしたのだそうです。 そんなことも、こんなことも全部Maybe~です。 文字を持たない文明ですから本当のところはわかりません。 楽しかったレンジャーさんツアーも終わりです。 カラフルなとかげちゃんにもさようなら~。   

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