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テーマ:世界遺産紀行(1093)
カテゴリ:レレレのレ
前日、ウミガメに遭遇した一夜から明けて、時計で言えば10時の場所にある永田を出発。
反時計回りに島を回ることにした。 時計で言えば10時から8時くらいの間が西部林道と呼ばれているところで、世界遺産登録地域に入っている。 民家も無く、路線バスも通らない、屋久島の沿岸としては秘境のようなところだ。 大型車は通行不可となっているが、レンタカーで走ることが出来る。 事前に読んでいた2006年版「屋久島ブック」によると、西部林道では野生動物に出会うことも珍しくないらしい。 ピンボケですが、ヤクシカやヤクザルに遭遇。 ヤクザルは車が近づこうがお構い無しである。 「ごめーん。ちょっと通して!」 ジリジリとクルマを前進させながら、サルくん達に道を開けてもらう。 ヤクザルワールドに踏み込んだのは私たちなので、謙虚に通してもらうことになる。 さて、ここで恒例の屋久島クイズ。 屋久島クイズ(3) 「西部林道を走るなかで、遭遇したヤクシカ・ヤクザルのどちらが多かったでしょう?」 1)ヤクシカ 2)ヤクザル 3)両者互角(引き分け) 答えは日記の最後に・・・。 ここ屋久島では「サルにエサを与えない宣言」が採択されていて、大々的にアナウンスされている。 日光や箕面など、身近にサルを見れる場所は全国各地にあるが、人間たちがエサを与えたために、人間を見るとエサ欲しさに襲ってきたり、クルマに侵入したりと被害が後を絶たない。 サルを見て、恐い経験をされた方も少なくないだろう。 屋久島ではこの宣言のおかげだと思うが、サルが変な意味で人間慣れしていないのだ。 以前にも書いたかもしれない。 私は過去に淡路島と佐渡島を一周歩いている。 本当はこの屋久島も一周歩いてみたかった。 でもこの西部林道をクルマで走ってみて分かった。 ここは本当に野生動物の領域だ。 一人で歩いていて、ヤクザルの群れに遭遇したら、本当に恐いと思う。 サルに目を合わせないように歩ければ、危害は加えられないと思うが、相手が群れで居たらどうしても目が合ってしまうだろうし・・・。 そんなワイルドライフな西部林道を1時間足らずで抜けると、大川(おおこ)の滝に到着。 この日も抜けるような晴天で暑い一日だったが、滝のそばまで来ると涼しい。 マイナスイオンたっぷり!って感じです。 気持ちいいついでに、足まで漬けてみました。 ひゃっこい! 気持ちいい! (本当は顔出ししたくなかったけど、これくらいならと思い、勇気を出してアップします) 次に7時半の場所にある町栗生に到着。 ここのタイドプールで遊ぶことにした。 タイドプールとは潮の干満により、干潮時に取り残された潮溜りを言うらしい。 ここの地形は岩がゴツゴツ、穴ぼこだらけなので、あちこちに取り残された海水プールができ、そこで小さな熱帯魚やハゼ、カニなどを見つけることができる。 ここには珊瑚のかけらがたくさん打ち上げられていて、一見すると真っ白な砂浜に見える。 クルマを借りているのはこの日だけなので、後の日程で行きにくい場所を精力的に周る。 栗生のすぐ隣町、中間では屋久島フルーツガーデンにも行ってきました。 そこに咲いていたハイビスカスです。 ここでは500円の入場料を払うと、園内のガイドと南国のフルーツを食べさせてくれました。 そしてパッションフルーツの食べ方を教わりました。 小さなタネは全部飲み込んでしまうのが、食べ方だそうです(^-^; さて、明日(3日目)は白谷雲水峡にトレッキング。 この日は白谷雲水峡へ行くのに便利な屋久島一番の町、宮之浦にある「ホテル縄文」に一泊です。 宮之浦は時計で言うと、一時半位の場所。 出発した永田から考えると、島の3/4周した格好だ。 宮之浦でレンタカーを返却。 ある程度の町なので、夕食は町の居酒屋さんに行くことにした。 旅先ではよく赤ちょうちんのあるような、小さな居酒屋に出かけることにしている。 地のものを、地の人と頂いて、安いとくれば、宿の夕食より楽しい時間が過ごせるからだ。 屋久島の焼酎といえば「三岳」が定番らしい。 芋焼酎の割には、すっきりクリアな感じで飲みやすい。 しかし島内でも品薄なのか、酒屋では「お一人様、一本限り」なんて書かれている。 今回の旅では、ワンカップ・サイズの三岳を4つ買ってきました。 さて、屋久島クイズの答えです。 屋久島クイズ(3) 「西部林道を走るなかで、遭遇したヤクシカ・ヤクザルのどちらが多かったでしょう?」 遭遇回数から言うとヤクシカの方が多いのですが、個体数では群れをつくるヤクザルの圧倒的勝利でした。 正解は2)ヤクザルでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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