2006/03/19(日)20:01
疑惑。
さて、今日はゲレンデへ行って参りました。
去年まではイケメンスノーボーダーでお願いしておりましたが今年からはチョイワルオヤジスノーボーダーでお願い致します。
行きの車を運転しつつ放屁しあまりの臭さに驚き窓を開けるチョイワル。
チョイワルかどうかは知らないがオヤジという点は立派にクリヤーであろう。
クリヤーと言ってしまうのもオヤジっぽい。
7時半から始動するリフトに乗ったチョイワルオヤジスノーボーダー。
ちょっと長いのでチョワルボと略そうと思う。体操のE難度技のようになった。伸身のチョワルボが描く放物線は栄光への架け橋だっ。
やや暖かくなり、リフトに乗って下を眺めていると地面が露出しており雪が少なくなった事が見て取れる。
そういや今日も暖かい。空を見上げると雲一つ無い青空が広がっている。
リフトに乗っている間そういった爽やかな気分に浸っていたのかと言えばそうでもなくオナラを我慢するチョワルボ。
リフトには見ず知らずの関西人が同乗しており、行きの車中での異臭騒ぎを思い出すとプゥなどと気楽にひりだすわけにはいかなかったのだ。関西人に「クサっ!」とか突っ込まれてはさすがに恥ずかしいしね。
無事に耐え切ってリフトから降りた。さてビンディングを締めてっと。
・・・よっし。あとはオナラをプゥっとしたら滑り始めよう。
最高コンディションのゲレンデでやや腰をかがめるチョワルボ。もうチョワボでいいや。元が何だったのかが思い出せなくなってきた。コートジボアールのエースストライカーだったか。
ともかくコートジボアールのエースストライカーは爽やかなゲレンデで周りに気が付かれない程度に腰をかがめているのだった。
略したはずが長くなっておりどうしようもないアホウっぷりは健在である。
よし来た、オナラジェットで発進だぜっ。そ~れ魚屋のオッサンが屁をこいたっと。
スプリュゥ
・・・変なオナラが出た。オレっちも長い間魚屋やってるけどよ、スプリュゥって魚は知らねぇなぁ。
これは・・・気体ではなく液体が出てしまったのではないだろうか?まさか・・・オイオイやめてくれよ30超えてそんなアンタ・・・なんか最近ストレス溜まりがちだから解消に来たのに・・・今から滑り出そうって時にさぁ・・・
腰をほんの少しかがめたまま固まるチョボ。今まさにストレスの塊である。
今すぐにでもパンツを下ろして確かめたい衝動に駆られたがそれはさすがに変態であろう。それに万が一出ていたらどう申し開きをすればいいのか。ステキコンディションなゲレンデでいきなり色々なモノを見せ付けられる周りの気分も考えた方がいい。
そのまましばらく固まっていたチョボだったが気を取り直した。
この件は無かった事に。
結局そこへ行き着いた。恐ろしいほどポジティブである。もしくは脳天気。
ってか既に駐車場代とリフト券で5千円を払ってしまっている。5千円と片道一時間半の道のりを運転する労力を費やしてゲレンデへ失禁しに来たとあっては悲し過ぎる。すぐにでも泣ける。
・・・とはいえ全く気にしないというのも無理であった。
一人でリフトに乗っている時に両足をあげてケツ部分を確認する。お前はスキー場のリフトで分娩を試みるチャレンジャーか。ん~、出てないっぽいような?いや何が?
なんやかんやで滑っているとトイレ(小)に行きたくなって来た。
よし行って来よう。一応パンツ内部を確認。大の方に入って確認する手もあったがしなかった。出ていたら普通に泣いてしまいそうである。
トイレの鏡にケツを映してみるチョイワルオヤジスノーボーダー(32)。
・・・なんか湿ってるね。ちゃ、ちゃうよ。今日暖かいから雪が溶けかけてて雪の上に座るからそれでさ。そもそもパンツ履いてジャージのズボン履いてその上にウェアのズボンだよ?うん。染みてくるワケないじゃん。染みてくるって何が?ウワァァァァン!・・・無駄にギリギリな精神状態。
さて、いい加減滑ってアクシデントも忘れた頃。結構急な斜面と対するチョボ。
ふっ。初心者の頃ならいざ知らず今の春正はビビッたりしないぜ・・・チビってはいるけどね。ダメだ思い出してしまった。
ビビる状況に対峙する前に既にビッグに失禁しているのだから準備がいい。自画自賛してる場合か。
帰り支度。諦め半分期待半分でジャージのズボンを脱ぐ。
・・・見た感じ大丈夫そうだ。しかし乾いただけかもしれないね。
・・・仕方ない。匂いをかいでみよう・・・クンクン・・・お、大丈夫じゃん。いやー、変なストレス喰らって損したなぁ。あっはっは。
その様子を見ていた見ず知らずの女の子にクスリと笑われたチョワルボ。せっかく生やした無精ヒゲも何処かへ吹っ飛ぶアホウっぷりであった。