生活スタイル

おいしい『お米』が送られてきた。

さっそく、その晩に炊いてみた。

炊ける匂いも何だかいつもより

おいしい匂い。

私は家族の中でも群を抜いて

『お米』の消費は少ない。

なぜならば、私の主食は

『ビール』

だからである。

いっちは、「何か違う、何だこれは、甘い？」

などコメントを言いながら、３杯もおかわりをした。

私が食べたお米の中で、１，２を争うおいしさだった。

今までの1番は、子供の頃に長崎から秋に

送られてくる『新米』だ。

しかし、もう、その味は

味わえなくなってしまった。

いっちが幼稚園だった頃、

稲刈りの時期にちょうど遊びに行ったことがある。

長崎のおばあちゃんのうちは、母の実家で

兼業農家なので、

稲刈りは家族総出なのだ。

家族構成。

建設会社経営、看護婦、保母さん、サラリーマン、おばあちゃん、子3人、おねえちゃん（私のいとこ）

9人家族。全員Ｂ型。

ここの朝ごはんは、とても自由で、

バイキングみたいな方式で、

それぞれ起きてきて、

台所に直行する。

そして、自分が好きなものを調理したり、

よそったりして、食べる。

和洋さまざま。

典型的Ｂ型家族。

そんな中で育った

うちの「天然系母」もああなったのも、判る気がする。

おじさんは、私と同じでそんなにおしゃべりが好きではないが、

稲に対する思いは、すごいみたいだ！！

私が1つ聞くと、色んなことを話してくれた。

そして、「昔は天日干しだったけど、今は倉庫で扇風機みたいなもので乾かすんだ」

と言った。

だから、味が落ちるんだと・・・

私は稲穂の実の先のほうの、

小さい穂の中には小さいお米が入っているのだろうか？？？

急に見たくなって、むいてみた。

「正解」プチうれしい。

そこまででは済まない私は、

まだ、緑の稲穂の中はどうなっているんだろう？？？

むいてみた。

牛乳みたいな白い汁が出てきた。

思わず、感動して、

いっちに「見て見て～～～」と説明しながら見せたけど、

ふ～ん、てな感じで、あまり興味はなかったみたいだ。

まあ、年齢が幼すぎたのかな？

なので、私が子供の頃に食べていた、お米は

もう2度と食べられないと言うことになったのである。

しかし、今回送られてきた『お米』はすごくおいしい。

どうやら、米ぬか栽培らしい・・・