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カテゴリ:「ピアノ/PIANO」
不本意にも背負ってきたものが大きいと人間深みが出ます。歌手なら歌に、物書きなら文章に。ギョンホの表情、言葉にも決して平坦ではなかった彼の人生が映し出される。演技で、それをやれちゃうインソン君はすごい役者なのかもしれない。
ギョンホは口が悪いからあんなふうにしか言えないけど「お前の父親の面倒を見る」って、オッカンのことちゃんと考えてくれてるんですね。すごい成長だ。 ジェミンのことと、あの「アイ・ラブ・ユ~!」が効いてると思うよ。初老の男性が成人した息子に言うセリフじゃないですけどね。滑稽ともとれるあの姿がどうしてこんなに哀しいんだろう。 わたくし始まりの10分間録画をミスってしまい、ウンジの死に目に会えず(悔)。ここに来て痛い失敗です。DVD買えってことでしょうか? 毒蛇は名前自体、怖そうだけど実際は痩せたおっさんです。いくら暴力的とはいえ、ギョンホが本気になれば一人でも倒せそうですけどね。やっぱそれやっちゃいかんのですかね。っていうか、ギョンホは親分になりたいなんてこれっぽっちも思ってないからな。 もともとギョンホになついてたジェミンは言葉が戻ってからというものギョンホの言葉を続けて言うのが癖みたいで、会話にはならないんだけど、なんだかとっても微笑ましい。 ジェミンを守る責任感と、姉のことを何とかしなければという責任感。二つの責任感で今回はギョンホが頼もしく見えました。 ジェスの結婚は看護婦から振られる形で消滅。ジェスのことが大好きな看護婦だったのに「一生振り向いてくれない人と結婚したら私が可哀想」。よく言った。そして「一滴の血も混じってない」とジェスを励まします。 スアとジェスはギョンホに連れられて人里離れた隠れ家へ。本当はギョンホが毒蛇から逃れるために用意された家。二人もそう思ってついてきたのに実は自分たちの家だったってやつです。 「二度と戻るな、戻ったら殺す」と相変わらず口の悪いギョンホ。二人を残して立ち去ろうとすると、なぜかジェスが追いかけてきて殴り合いのケンカです。 ここはお礼を言うべきでないの?変なわだかまり捨ててさー。ジェスは何を怖がってるんだろう。「ジェスの戸主はオッカンで、スアの戸主は自分」ってことは戸籍上問題なしってことでしょ? 次が最終回。隠れ家の二人、釜山に戻ったギョンホ、そしてオッカン。誰も死なず穏やかに笑って暮らしてる。一瞬でもいいから、そんな映像が観たいな。 【過去記事】 | 1話 | 2~4話 | 7~9話 | 12話 | 13話 | 14話 | 15話 | 16話 | 【OST】 「ピアノ」オリジナル・サウンドトラック 【DVD】 「ピアノ」DVD-BOX お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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