どっぷりレビュー

2008/12/23(火)20:57

「快刀洪吉童(快刀ホン・ギルドン)」は、何でもありの時代劇

韓国ドラマ【ア・カ】(44)

朝鮮王朝時代の義賊、ホン・ギルドンをカン・ジファンが演じています。 フュージョンコメディって、はじめは何じゃこりゃ(もちろん飛ぶのは当たり前~)という 感じだったのですが、これ面白いです。 ----- 題名:「快刀洪吉童」全24話(2008年) 公式サイト KBS 演出:イ・ジョンソプ 脚本:ホン・ジョンウン 出演:カン・ジファン、ソン・ユリ、チャン・グンソク、アン・ソクァン、チェ・ランその他 ----- 建物や身分差など時代劇のおいしいところは抑えつつ 妓生(キーセン)の舞や音楽はK-popだったり、セリフに I Love Youが出てきたり、小道具に色眼鏡(サングラス)を使ったり 現代風味を取り入れて、とても観やすくなってました。 とにかくギルドン(カン・ジファン)とイノク(ソン・ユリ)の関係が 独特で可愛いのです。 両班(ヤンバン)の私生児として生まれたギルドンが 父を父と呼べず、「何もするな」と命じられ、広い中国へ渡ろうと していた頃、頭領に頼まれて盗賊の命を助けたことから 彼らと関わりを持つようになります。 はじめはその気なんて全然なかったのに 何度も命の危険にさらされながら、敵対していた若君一派と 手を結び、世の中を変えようとまでします。 やっぱりカン・ジファンは「クムスン」のジェヒやギルドンのような 明るくてコメディ色のあるものの方が生き生きして見えます。 どちらかと言うと、今まで大人しい役が多かったソン・ユリちゃんも アクションをこなし、少しぬけてるモンチョイ“愚かな娘”を好演しています。 そして何より、若がいい! 「ファン・ジニ」のウノが記憶に新しいチャン・グンソクくんですが、 今度は王様さまになる血筋の若君を演じています。 髪が長くて孤独で影があってめちゃめちゃ美しいです。 タイトルは「ホン・ギルドン」ですが、 わたくしのラスト2話は「イ・チャンヒ」。完全に若が主役でした。 ズタズタな若が可哀そうで可哀そうで。。。 本筋から言えば、一旦死んだギルドンがイノクの前から姿を消し、 すれ違いを経て再会するあたりが一番盛り上がったかも。 「恥ずかしがるのを止めさせないと」って、ギルドンがお金を出して サングラス買ってた所も好きだなぁ。 私欲を捨てるリーダーの姿も大事だけど ギルドンとイノクの結婚式も見たかったねぇ。 ポッポ。 【OST】  「快刀洪吉童(快刀ホン・ギルドン)」OST 韓国盤 【DVD】  「快刀洪吉童(快刀ホン・ギルドン)」DVD 韓国盤

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