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という本を読んでます。(まだ読みきってない)
弟から借りた本なんですが、面白い!! 主人公が藤原純友なんですよ!! これだけで歴史好きにはたまらんっす! 純友って当時では異色の人で、藤原北家の家系にも関わらず 武士になって海賊になって、朝廷に反抗した人なんです。 当時の藤原北家っつったらまさに権力の絶頂。 その一族なのに反抗しちゃうっていうのがカッコいい! 「藤原純友の乱」って呼ばれる反乱を起こすんですよ。 歴史では「平将門の乱」と一緒に 「承平・天慶の乱」と呼ばれることが多いかな。朱雀天皇の時代。 将門もカッコいいけど、これを読むと純友にも惚れます。 作者は北方謙三。「ハードボイルド」が代名詞の作家さんですね。 純友も例外に漏れずめっちゃ渋い。 まあ、創作なのであんまり授業には使えない部分が多いんですが、 当時の国内情勢をなんとな~く想像できるような、そんな作品。 藤原忠平とか小野好古とか出てきます。 でも正直言うと、歴史うんぬんよりも純友の生き方が凄いので それに圧倒されるかも。 「体制に逆らうってこういうことなのか~」と思います。 ぜひ一度読んでみて下さい。本当オススメ!! 個人的には司馬遼太郎の「燃えよ剣」以来の衝撃です。 そう言えばあの時は土方に憧れたなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月14日 23時09分38秒
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