嫌韓流2。
土曜日だったのですが予定もないので読書。佐々淳行「あさま山荘事件」 山野車輪「嫌韓流2」を読んだ。「あさま山荘~」のほうは元々映画で見たことがあるんですが実際に文章で読むといかにすごかったのかが分かります。当時の警察官を尊敬します。逆に当時の暴力左翼学生は気に入らないですね。こういう人たちが今まで企業とか公務員でいたのかと思うと怖い。きっと闘争経験者の人がいたんだろうな・・・。某アカヒ新聞とか(笑)さて、「嫌韓流2」ですが。これ前作も読んだんですよ。前作もすごいな~と思ったんですけど、今回もすごい。ただ、高校生にはムリですね・・・。思想が偏る。特に漫画のイメージ操作が強いので(韓国人の描き方など)、影響されてしまう可能性が高いような気がします。内容は賛成もあり、反対もあります。個人的には「日本人も韓国人も歴史を知らなすぎる」という点はかなり賛成です。日本の歴史教育もタブーが多いので。教科書が朝鮮半島の植民地時代のことをあんまり教えるようにできていないんですよ。内容が薄いんです。(特に中学校)韓国はかなり反日な教科書らしいですし。・・・だからこそこういう軋轢が生じてるんだろうけど。僕は「とにかく日本人は中国・朝鮮の人に悪いことをしたんだ」なんて教える気は毛頭ありません。事実を客観的に教える。これが必要なのではないかと思います。「両論併記」ですね。「良い事も悪いこともあった」「朝鮮の見方ではこうだけど日本はこういう見方だった」とか。一方的な歴史観では解釈がおかしくなるのも当然。そもそも自国の歴史って「自国に都合の良い様に教える」ってのがどんな国でも政府のやり方だと思うんですよ。(「愛国心」ってのは歴史から植え付けるのが多分一番楽)戦前の日本なんてその典型ですし。中国・韓国もそうですね。アメリカもその傾向ありそうですね~。「自国に誇りを持つ」なんてことは多かれ少なかれやってるでしょう。・・・じゃあ「日本は悪いことしました」って教えるのは日本政府に都合の良いことなのか?だとしたらかなり危険かも。誰に都合の良い歴史になるかは皆さんのご想像にお任せします。