カテゴリ:宿泊施設の集客
旅館に勤めていたころ営業経験が5年間だけあります。
JTBやKNTなどの大手旅行代理店から、 地元密着の個人旅行会社、官公庁、一般企業など さまざまなお客様を訪問しました。 口ベタな私は最初メチャメチャ不安で、 お客様の事務所の前に行っても、ドアを開けるのを何度もためらっていました。 いざドアを開けて事務所に入っても、話すことと言えば宿泊プランの商品説明ばかり。 でも、最初はこれがセールスだと思っていました。 料金や料理がわからなければ、お客様はそれを買ってくれないはずだから、 それでいいんだと思って一生懸命料理や施設の説明をしました。 そんなある日、なんとなく親しくさせていただいていた 旅行代理店の営業マンから電話がきました。 営業マン「○月○日 ○名だけれど、料金はいくら?」 あきなち「え~今日チラシもっていったじゃないですか~」 営業マン「そんなの捨てちゃったよ」 こんな会話をして料金を説明して、その電話はきりました。 この出来事があって、いくら一生懸命に料金や料理の説明をしても 相手はそんな事には全く興味がないという事に気付きました。 じゃあどうすればいいの? いろいろ考えた結果、○○旅館を売り込むのではなく ○○旅館の『あきなっち』という人を売り込めばいいんだと思うようになりました。。 それから自分がとった行動は、 同じ曜日の同じ時間には必ず同じお客様を訪問するという事です。 そして商品チラシを持っていくのは、 新しいプランを発売した時だけにしました。 いかにお客様に自分の事を印象ずけられるか。 必要な事はこれだったんです。 そして、口ベタな私は話術でお客様に印象を残す事はできません、 だから、定期的な訪問で接触頻度を増やし、 お客様の印象に残るように努力しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月25日 20時35分57秒
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