2014/11/25(火)01:57
細坪基佳「夜想曲II」~33年後の静寂(しじま)再び~
2014年8月6日発売ですが、日記を書くのを渋っていると
新譜というには少し時間がたってしまいました。
細坪さん話題は、久しぶりです (ライブも行ってませんし…)
しかし! 今回のセルフカバーアルバムは、曲目が好きすぎて
ショップ 紹介のページ
坪さんの1stソロアルバム「木精」から、一番好きだった「風の轍」と「子守唄」、
そして、ふきのとう「ダルセーニョ」からこれまた大好きな「静寂」、
極めつけは、ふきのとう「SKETCH」では、坪さんの作詞作曲でありながら山木さんボーカルで歌われた「ふる里に帰ったら」を坪さんが歌う、これは聴いたことがなかったので是非聴いてみたかった。
他にも、私がふきのとうに出会い、最もハマっていた時代(1980~82年頃)の絶妙な選曲で、これは買わないわけにはいきませんがな♪
ジャケットの中に、坪さんの言葉で
「歌は年をとらない。唄う人、聴く人の重ねた月日が歌の表情を変えてゆくのだ」
とあった。
そうなのかもしれない。
「ふる里に帰ったら」はなかなか良かった。昔バージョンでは山木さんの声にピッタリではないかと思っていたが、こうして聴くと、完ぺきに坪さんの歌だった。
大好きな「静寂」は、意外とあっさりとした印象だった。
思い入れが強すぎて、というか、昔のアレンジが完全私好みだったのね、きっと。
そんなふきのとう時代の「静寂」はコチラ(自分の動画で)↓
ここ最近は、ライブ参加もどちらかというと山木さん押しであり
ふきのとうを超えてしまって、全く新しい道へと突き進む感のある山木さんのスタイルが好きだったのですが、しばらく間があいてしまうと、その間にもどんどん前へ行ってしまって、置いていかれてしまう風にも感じていました
それはそれでエネルギッシュで良いのだろうとは思いますが。
今もふきのとうの世界を継承しているのは細坪さんなんだな、
時々、こうして浸りたいときにはいいものだな、と思ったのでした。
また、CDジャケットや歌詞カードのイラストを
楢 喜八さんという、学校の怪談シリーズの挿絵作家さんで有名な方、
本名・細坪宗利さんといって、なんと坪さんの遠縁の親戚の方が担当されていて
これがまた可愛く、ネコの顔など愛嬌たっぷりなのです。
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