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カテゴリ:本・映画・テレビ
探偵ガリレオの、「容疑者Xの献身」が、 公開されましたね。 まだ、見ていませんが、 機会があれば、是非見たいと思っています。 (映画館がダメなら、DVDで) 映画の公開日(10/4)に、 「ガリレオの日」という、メーキングと、 「ガリレオΦ(エピソードゼロ」という、スペシャルドラマが 放送されました。 ・映画「容疑者Xの献身」 10/4(土)劇場公開 映画「容疑者Xの献身」(公式サイト) ・テレビドラマ「ガリレオΦ(エピソードゼロ)」 10/4(土)21:00~23:10 「ガリレオΦ(フジテレビ)」 スペシャルドラマ、エピソードゼロ(第0話)、 ※原作は、「探偵ガリレオ」の「操縦る(あやつる)」 「別冊文藝春秋」2008年3月号 それから、落下る(おちる) 「オール讀物」2006年9月号 ☆「操縦る(あやつる)」 「別冊文藝春秋」2008年3月号 湯川の恩師 友永幸正は「メタルの魔術師」と呼ばれていたが、 今では、脳梗塞を患い、車椅子生活。 亡くなった内妻の連れ子奈美恵に介護されながら暮らす。 離れ屋には、長らく別居していた、長男の邦宏が、 住み着いたが、評判が良くない。 湯川ら教え子が、友永邸に集まった日(湯川は遅刻)、 離れ家が火事になって、刺殺された邦宏の遺体が。。。 恩師を想う、湯川の人間らしい一面も垣間見える。 ☆「落下る(おちる)」 「オール讀物」2006年9月号 ピザの配達人の三井礼治は、配達中に、 あるマンションの近くで、 家具店セールスマンの岡崎光也と接触(衝突)する。 その時、何かが上から落下してきた。 それは、岡崎光也の愛人 江島千夏だった。 自殺?事故死? それとも。。。 原作では、内海薫刑事が、初登場。 以前の事件で、草薙刑事と揉めた湯川は、 捜査に、協力的でない。 そこで、内海刑事は、ろうそくを使った実験を考え、 必死で、岡崎のアリバイを崩そうとするが。。。 2作品が原作ということで、 連続ドラマ最終話の時に、 「転写る」と「爆ぜる」を合わせて、 一つのストーリーにしたように、 今回も、合わせてしまうかと思いましたが、 「落下る」の方は、過去のエピソードになっていましたね。 登場人物や、人物設定がアレンジされていましたが、 大筋は、原作通りだったと思います。 連続ドラマの3年程前、 草薙刑事が本庁に栄転する前のこと。 友永邦宏という、素行の良くない若者が、 勝手に住み着いていた父親宅の離れ屋(密室状態)で、 刺殺された後、放火された状態で、発見される。 捜査に行き詰まった草薙刑事は、 学生時代の友人、変人ガリレオこと、湯川を思い出し、 捜査協力を頼むが。。。 原作では、被害者の父親が湯川の恩師だったのが、 中卒なのに、独学で金属加工技術を学び、 会社を興した元社長に変わっていました。 事件当日、被害者宅に集まっていたのは、 教え子ではなく、会社の部下。 それから、原作では、内海刑事が登場するのですが、 ドラマでは、その代わりに(?)、 湯川の研究室の女子学生、塩野谷あかりが、素人探偵役。 長沢まさみさんが演じていましたが、 何だか少し浮いていて、違和感がありました。 「落下る」は、途中で草薙刑事が語る、 学生時代のエピソード。 草薙刑事がピザ屋のアルバイト中、 配達に行った部屋で、女性がベランダから落下し、 犯人と疑われ、友人の湯川に助けを求める。 原作では、ピザ屋の店員は疑われていない。 内海刑事が初登場で、ろうそくの実験をするのですが、 ドラマでは、被疑者になってしまった草薙刑事が、 実験をやったことになっていましたね。 内海刑事が登場しないことや、 被害者の父親が、湯川の恩師ではないこと、 あまり関係がない、多数の若い女性たちの登場などが、 少し不満足だったのですが、 大筋には、原作通りだったので、 良かったと思います。 ドラマの最後では、映画に繋がる終わり方でした。 映画が楽しみです。 原作にはない、内海刑事の役割、 重要人物の数学者が、原作と違って、 湯川の親友になっている部分など、 どういうふうにアレンジされているのか、 楽しみです。 美人に弱いのは、草薙刑事の方だと思うのですが。。。 特に、「聖女の救済」で。 それにしても、 原作に内海刑事が登場しない作品は、 ドラマ&映画で、内海刑事が登場して、 原作で内海刑事が登場する作品は、 ドラマで、内海刑事が登場しないなんて、 まったく、逆じゃない? ※ドラマの原作、「操縦る(あやつる)」「落下る(おちる)」を収録した、 「ガリレオの苦悩」が、近く刊行されるそうです。 他に単行本化されていない作品も読みました。 ・聖女の救済 「オール讀物」2006年11月号より2008年4月号まで連載。 2008年秋 刊行予定。(いつ?) 「聖女の救済」は、 また、ドラマか映画で見てみたいですね。 ↓ これも、読みました。 ・「攪乱す(みだす)」 「別冊文藝春秋」 2008年7月号 連続ドラマの「探偵ガリレオ」、 「探偵ガリレオ(フジテレビ)」 ガリレオ DVD-BOX(DVD) 原作は、 第一話/「探偵ガリレオ」第一章「燃える」 第二話/「探偵ガリレオ」第五章「離脱る」 第三話/「予知夢」第三章「騒霊ぐ」 第四話/「探偵ガリレオ」第三章「壊死る」 第五話/「予知夢」第四章「絞殺る」 第六話/「予知夢」第一章「夢想る」 第七話/「予知夢」第五章「予知る」 第八話/「予知夢」第二章「霊視る」 第九話&第十話/「探偵ガリレオ」第二章「転写る」 「探偵ガリレオ」第四章「爆ぜる」 ★天才物理学者・湯川シリーズ第一作『探偵ガリレオ』 「突然、燃え上がった若者の頭、池に浮んだデスマスク、 幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、 説明のつかない難事件にぶつかったとき、 必ず訪ねる友人がいる。 帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。 常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。」 燃える/転写る/壊死る/爆ぜる/離脱る ★天才物理学者・湯川シリーズ第二作『予知夢』 「深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、 気がついた母親が猟銃を発砲した。 とりおさえられた男は、17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。 その証拠は、男が小学四年生の時に書いた作文。 果たして偶然か、妄想か…。 常識ではありえない事件を、天才物理学者・湯川が解明する、 人気連作ミステリー第二弾。」 夢想る/霊視る/騒霊る/絞殺る/予知る ★天才物理学者・湯川シリーズ第三作『容疑者Xの献身』 「天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる 石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。 湯川は果たして真実に迫れるか。 これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。 いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。 運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。」 ■人気blogランキング(花粉症・サプリメント/ダイエットなど) ☆トップページへ ■「葉留の本のページ」へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月07日 11時55分17秒
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