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カテゴリ:日々のこと
休日、かつての職場の先輩から突然電話がかかってきて驚いてました。
1年前に会社を辞めていつの間にか会社を作っており、 仕事をやってくださいなという話。 非常にありがたいですが、私はいろいろキャパオーバーなので……と 断りました。 私も以前は会社を作ろうとしてたので (といっても自分ひとりの零細編集プロダクションですが) 個人レベルで開業届けを出したまま。 このまま有限会社(当時)にしようかと思ってましたが、 いろいろな事情などからそこまで踏み切れないでいました。 #ちなみに、編集~独立~編プロ設立、という道はこの業界では #かなり一般的。 さらに先輩はちょっと仕事上のトラブルがあり、裁判を考えている、なんて 話もしてきました。 実は出版というのは、契約関係が口約束で済まされることが多く、 曖昧な世界でもあるので、いっぽうで訴訟も少なくないのです。 私も被害にあったことが何度かありました。 この手のトラブルを起こすのは一部の非常識な作り手なので、 すべての出版社や編集者がこんなだとは 思われたくないのですが、ここ数年、こういう話が多いです。 出版業界は信頼関係だけで仕事を進めていく部分が多く、 だからこそいいもの、面白いものが作れるということもあったはずですが、 もうそんな時代でもなくなってきてしまったようです。 企業法務とかにはまったく興味がない(そもそもお呼びでないでしょうけど)のですが、自分だったら編プロ(編プロは零細が多い)の 顧問弁護士ならできるな……。出版社VS編プロの両方の事情がわかるし…… なんて妄想しました。 発注されて進めてた仕事が企画変更になったのでナシ。 その作業料もナシ!と言われることも……珍しくないんです。 なのにこちらで作業したものを勝手に流用してたり! 私も似たような目にあって思い出しただけでも腹が立ちます。 編プロにしてみたら、突然予定していた入金がなくなり、 ヘタすれば明日の生活にも響くので、どちらかというと やはり編プロの方の手助けはしたいなあ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月19日 10時52分08秒
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