なんだかなあだった
さつまいもの収穫をした日、
外回りを片付け、
ポン太との長い一日が
今日もようやく終わろうかという時間、
夕飯の芋とレンコンのテンプラを、
モコモコと食べていると、
父タヌキが帰宅。
『 鮭、来たよ~~~。 』
毎年恒例の鮭を頂いて
抱えて帰ってきました。
もらった時に、まず、電話しようよ。
冷蔵庫の中とか、いろいろあるのよ。
しかも、今日の台所は油があるのに。
・・・
と、心の声はしまっておいて、
とにかく、さばいてしまわないと後が大変なので、
とりあえずざっと片付けて、
まずは解体。
頭は粕汁用に、身はソテーと、塩焼き用に切り分け、
お腹からいくらの袋を取り出します。
そこまで、カウンターの向こうから、
ああだこうだと喧しく見ていたポン太さん。
もう我慢が出来なくなりました。
ぼくもやる~~~~
しかたがないので、
『 芋とレンコンしか揚げていない綺麗な油を君にあげよう。 』
ポン太 『 』
いくら作りの横で、ろうそく作りをさせることにしました。
いくら いくらをぬるま湯につけて袋から取り出す。
ろうそく 好きな色のクレヨンをカッターで削る。
いくら 余分なゴミや不純物を取り除く。
ろうそく 油の中の余計な物を取り除く。
いくら お酒とおしょうゆを混ぜる。
ろうそく 固めるテンプルと油を混ぜる。
いくら 容器にいくらを入れて、お酒とおしょうゆを入れる。
ろうそく 容器にクレヨンを入れて、油を注ぐ。
いくら 冷蔵庫に入れる。
ろうそく 電子レンジに入れて、暖めてから綺麗に混ざるまで混ぜる。
ろうそく ひもをつける。
なんとなく、工程が似てるでしょ
母は同時進行で両方やってるんですけど、
おかげで、ポン太はいくらを触ろうとはしませんでした。
そして完成したいくらとろうそく。
疲れる・・・。
ポン太~~~。
早く、幼稚園行ってちょうだい~~~~~。